ヨー素

今回ベルリン方式をおこなっているとどうしてもヨー素が無くなってくる。
慢性的にヨー素を不足してくる。
このヨー素の測定キットが潰れているのかと思うぐらい全然試薬に反応しない。

そこで前々回ぐらいから朝ヨー素をキャップに1杯水槽にいれてからヨー素を測定しだした。
しかしそれでもヨー素は測定出来なかった。
入れるしりからヨー素はなくなる。
本当に無くなる。
カルキの中和剤がカルキを中和するのと同じように無くなるのか。

そこでまず一般水槽でどのようになるかを試してみた。
次にこの水槽の中に入っているウミアザミが最近萎びてポリプを内側に折り曲げた状態になっているのでこれは多分ヨー素の不足からくるのではなかろうかと想像しヨー素を加える事によりどのような変化になるかを記録したかった。


一般水槽の概要。

90*45*45cmの規格水槽。水量は180L

クーラーレイシ501

殺菌灯

プロテインスキマー(テトラ90cm水槽用)WT350

上部フィルターと外部フィルター(エーハイムの2213)

メタハラ タケダの10000K−150W水面から約20cm

そこでまず大量のヨー素を入れてみた。
上の状態でキャップに2杯いれて6時間時間が経ってからヨー素を計測してみた。
すると何もなし。
またキャップ2杯を入れてみる。
5時間後に測定して見る。
やはりヨー素は検出されなかった。
このことからヨー素は通常の水槽では5時間も水槽の中に存在しない事になる。
本来は1時間後とに計測すれば良いのだが、そうもしていおられなくて。
何方か時間のある方で正確なデーターが欲しい方は一度挑戦して下さい。
何時間でヨー素が無くなるか。

今度はプロテインスキマーを外して計測してみました。
まずキャップ1杯のヨー素を水槽に入れる。
5時間後にヨー素の測定をして見る。
今回は珍しくヨー素が検出された。
値は0.02PPM程だ。
しかし自分の持っている水槽でヨー素が検出されたのは初めてだ。
前回ブルーハーバーで測定した時のように青くはならない。
しかしこれは喜ばしい事だ。
小さなスキマーを取っただけで5時間後にもヨー素は水槽の中に存在した。
次にまた5時間後、計10時間後にもう一度ヨー素の測定をする。
しかし今度はヨー素は検出されなかった。
この事からヨー素を取り除いているのはスキマーだけではなさそうだ。
殺菌灯もヨー素を取り除いているといおうか酸化しているといおうかなんちゅうかほんちゅうかだ。

依然からの上野さんのメールでメタハラの光線もヨー素を取り除いていると言うメールがあったが
スキマーが無くても実際としてヨー素が無くなっているので、スキマーだけの問題ではなさそうだ。
しかしスキマーがあるとないでは水槽の中にヨー素が留まっている時間が大幅に違うように思う。
メタハラの水面からの距離に関係しているかもしれないので距離は同じようにする事。

次の回には殺菌灯を止めてヨー素の変化がどうなるか調べて見る事にする。
またその外にもメタハラの水面からの距離も重要な要素になるかもしれない。

ウミアザミは少しは好転しているように見えるがさほど変化はない。

5/30

次の日にヨー素をキャップ2杯いれる。
今度は殺菌灯とスキマーを外して計測する。
これで水槽の中は上部濾過と外部濾過そうちそれとクーラーがつないである。
当然メタハラはコウコウと照っている。
これで無くなるのならばメタハラの光線が多大な影響を与えていると言う事だ。
またスキマーは完全には取り除かずに泡は水槽の中を漂っている。
要はスキマーの機能を果さないようにしている。

約7時間後に測定をする。
約0.04ppmは存在した。
このことからやはり殺菌灯は物凄い勢いでヨー素を取り除いている事が証明された。
またKENTのヨー素はキャップ1杯で90cmの規格水槽では約0.02PPM強ぐらいの濃度になることになる。(これはあくまでも大体の数字です。)
今度はもお数時間後に計測する事にする。
今からブルーハーバーの1周年記念パーティーに出席するため。


家に帰り24時に測定する。
合計時間14時間でヨー素の測定をする。
今回は0.02ppm存在した。
この間にはメタハラは合計11時間点灯していた。
また本当に生物に消費され無くなったのか或いは濾過槽で無くなったのかは不明だ。

次の日の朝10時合計時間24時間目にもう一度ヨー素の測定をする。
今回は0.01ppm存在した。これは大体の値である。
これはわずかに存在したに過ぎない。
この間、メタハラは1時間だけ点灯していた。
今回も生物が吸収したか濾過槽が吸収したかは不明だ。
しかしメタハラの点滅時間の割合を参考にして見て見るとこうなる。

7時間 0.04ppm
14時間 0.02ppm
24時間 0.01ppm

7時間で0.02ppm減るから21時間目には0.00ppmが適当だともとれるが夜間生物がヨー素を摂取しなかったともとれる。
また今回は比較的長期時間に渡りヨー素が水槽の中に存在していたのでウミアザミがヨー素を積極的に摂取したためにヨー素が無くなったとも考えられる。
それが理由かどうかは確定出来ないがウミアザミは少し状態がよくなり、依然のだらりとした状態から芯が少しは入ってきた。
今回の目的の一つであるウミアザミをいかにして増殖させるかが問題であるが幾分は良好な結果になっていると思う。(8本の触手はだらりと広げたままの状態だ。)
しかし水槽の中にヨー素を入れれば萎びた植物が水を与えるとそく数時間でシャキとした格好になると言うわけではないらしい。
大部時間がかかるらしい。
またウミアザミも1日や2日間ヨー素が無くなったからといってそくしなびてだらしのない触手を内側に折りまげた状態になるとも限らない。
何日以上ヨー素がなくなるとそうなるらしい。(これはま確定的な事は言えない。)

今回もう一度継続してしてヨー素を入れ実験して見る必要がいるだろう。

ただ今回の副産物かそれともこの3日間餌をやらなかったせいかどうかは解からないがクダサンゴが以上にポリプを伸ばしている。
物凄く状態が良いみたいだ。
これはヨー素の添加に関係があるのだろうか?



このタバネ珊瑚は変わっている。
本体から剥がれ落ちたのだがまだ生きている。
これは余談だが、、、、、、、
日曜日
通常の水替えとしてこの水槽の水を20Lほど替える。

連続添加として今度はヨー素をキャップ1杯入れる。
晩の6時にヨー素である。
晩の7:30 約1時間半後にヨー素の測定をする。
そうするとやく0.02ppmほどだ。
ウミアザミの状態は殆ど変わりなし。



月曜日の朝10時ヨー素を計測すると0.005PPMわずかに存在している。
ウミアザミは少しましになっていると思う。

火曜日
再びお昼の1:30ヨー素をキャップ2杯入れる。
ウミアザミはすこしホンノすこし元気かナー。
23:30約10時間後には0.02PPMやはり物凄い勢いで無くなっている。
また次の回に同じ事をやり無くなっていると今度はメタハラがいけない事になる。

水曜日
キャップ1杯のヨー素を入れる。

木曜日
朝9時キャップ1杯強のヨー素を入れる。
17時に測定すると0.04−0.05程ある。(10時間後)
これは余りヨー素が減っていないと思う。
24時(15時間後)0.03ppmぐらいだった。
あまり今回は減っていない。
やはり生態がヨー素を吸収していたのだろうか?
金曜日
朝10時25時間後
ヨー素は0.01PPMぐらい。
わずかにある。
やはり1日で殆どなくなってしまった。

土曜日
キャップに1杯ヨー素をいれる。

日曜日

24時に測定する。
やはり0.01ppm程だ。
24時間立てばやはり殆ど無くなるらしい。