その7


名前 写真 飼育難易度 説明
ユシマミドリイシ(仮称)
オトメミドリイシ
名前訂正
難しい 他のミドリイシ同様カルシュウムとストロンチュウムの添加を必要とする。
燐酸塩に関しては0.2PPMぐらいまでならば成長は十分する。
それ以上の高濃度化で飼育した経験がないが多分もう少し高い値まで生息は可能と思われる。

緩やかな流れを必要とし強烈な流れ出は育ち難い。
光線は極めて沢山必要でメタハラでないと育たないぐらいです。
先端はピンク淡いブルー等があるが折れやすく触ると欠けてしまう。
挿し木は十分可能。
成長力は他のミドリイシより旺盛で繁殖力は凄い。
水温は25度付近が良いがかなり高温でも生きてはいる。
成長力は旺盛で4−5日で1mmは伸びる。
球は殆どどの球でも成長するが、出来るだけ光量の多い方が成長しやすい。
先端の色が鮮やかにブルー、ピンクになっているときは成長具合が良いときです。
光量が少ないと側生ポリプや莢の出が悪くなったり、突出部分がすく無くなってきます。
また光量が沢山当ると薄いブルー部分のパーセンテイジが増えるようです。
この増えかたにも法則があり、まずは先端が青くなりそして周辺の地膚が青くなる。
そして最後に莢が青くなる。
ポリプは殆ど着色しないようだ。
配色的には透明か茶色
アザミサンゴ 普通 太陽光線だけではなく給仕も少しは必要。
光の量は強い方がよくこれだけでも十分育つ。
餌はデュプラのリン、アマエビ、貝等を細かく裁断して与えた方がいいようです。
水流は少し強い水流が必要。
流れが無いと開きぐわいが悪くなりスウィ−パー触手も伸ばさなくなる。(当然毒も有ります。)
水温は23−25度ぐらいが良い様です。
余り高いと調子が悪くなります。
またこの珊瑚は普段からスウィ−パー触手を出して周辺のサンゴを攻撃しますので周辺には他のサンゴを置かないようにした方がいいです。
大きさにもよりますが、スウィーパー触手は10cm以上伸ばす事があります。
時には30cmになる場合もある。
そのために余り大きなものは飼育しない方がいいかも?
または水槽で配置する時は其の周辺にサンゴを配置しないこと。
色は白、緑、褐色その他色々な色がある。
成長速度は普通、特に良い物に比べると遅いと感じられる程度。
またこの種は或る環境下でなるのか、或いは性質なのかは解からないがぼろぼろと小さな固体が分離して流れていき不特定の場所に定着してそこからまた増殖していくこと多々がある。
水質の変化や光量その他或る特定の環境で分離するのかは今の所良く解らない。
イソバナ 非常に難しい 初心者や中級者は飼わない方が良いと思う。
餌となるプランクトンをほとんど毎日あげる必要があるが、未だにそれが難問だ。
餌をやらないとだんだんと痩せ細ってくる。
飼育した経験のある人の話では餌はデュプラのマイクロならば飼育出来たと言う報告を一度聞いた事があるが今の段階では増殖は難しいと思う。
一部の人達はクロレラやワムシ等の生餌をやっていると聞くがミドリイシのように大きくなったと言う話は聞かない。
水温は少し低め水温を好む。
水流は強い方が良い。
光線は必要では無い。
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私見だがヤギやイソバナ水槽を別に創り底面濾過水槽ですれば可能かもしれないと思っている。
プランクトンを吸い取らないようにしなければならないかと思うのだが??
当然スキマーはつけてはいけない。
一時りょうたろうさんがナチュラルシステム方式で大きくなったと言う話を聞いたが、、、
タバネサンゴ 普通 骨格の形成にカルシュウムの添加は必要だがそれにもまして給仕が必要。
餌はアマエビ、貝、クリル、フレークフード等を食べるがあまり大きなものは食べれない。
餌をやるのをサボるとなかなか触手を出さなくなるので定期的に餌をやるようすること。
水流は弱い-普通の流れのほうがいい。
光線は蛍光灯の様なぐらいの明かりでも可。
しかし明るい方が成長速度は良いようです。
以前のテストからヨー素が水中にあると成長速度は良いようです。
水温は25度以下が良さそうです。
成長速度小さいときは1年で倍くらいには成長するときもあるようです。
この種は調子の良い時と悪い時の区別の仕方がある。
まず一番調子が悪い時は全体的に萎縮して肉が膨張していない。
ただ単に骨格に組織がへばりついていると言うような感じをうける。
この段階であれば組織が骨格から剥離するのも時間の問題である。
或いは時間の経過とともに各組織ごとに死滅を待つばかりである。
こうなると早急に水替えや光量の増加或いは微量元素の添加等の措置をおこなわなければならない。
次に組織が膨れて来てはいるが全体的に張りがない。
この場合は現状維持の場合が多いでしょう。
余り大きく増殖することは期待できません。
次に骨格が見えないほど組織が膨れて決った時間になれば触手を伸ばして餌の捕獲行動をしめすようになります。
もうここまでくれば何も問題はないでしょう。
もうこうなると積極的に増殖して数ヶ月たてば新しい骨格や新しいポリプを造っていくでしょう。
そして最高の場合は組織の表面(触手をだしているところ)に白い縞縞模様を発色するようになってくるでしょう。
この様な状態になると増殖程度のスピードが気になるようになってきます。
ウミキノコショートポリプ 簡単 最も簡単なサンゴの一つ
ウミキノコがポリプを開かなくなると殆ど全部と言っていいくらいの水替えが必要だ。
ヨー素や鉄分の添加が必要。
蛍光灯でも育つがメタハラのほうがいい。
水流は緩やかな流れで良い。
水温はかなり高くても生息は可能。

このキノコ専用に食べる生き物が存在するので発見すればすぐに取り除く。
この種は案外浅場で生息しているので思うよりも強めの光線を当てれば成長が早い。
また或る程度の泥、砂、の有るような所にでも生息は可能。
ウミキノコの中でもウネタケと区別がつかない種類もある。
ウミキノコやウネタケ専門に寄生する貝もいます。
名前はセムシウミウサギガイといいます。
この貝が付着していると一向にポリプを開きません。また大きくもならないようです。
キノコを或る程度は食べているようにも見える。
ここには見にくいですが写真を用意してあります。
正確な写真はフィールドブックの珊瑚礁の生き物P123を見てください。
主に茎が長く伸びるのは沖縄周辺の亜熱帯地域に多く生息し
さらの部分が平べったく茎がないようなタイプは温帯域の海に多く生息しているようです。
32−33度がつづくとミドリイシ同様に白化(脱色)します。
通常の海においても最後に白化が進むのでかなり高温まで耐久力が有るようだ。
これらの珊瑚は切除しても又カッチャクがよういです。
そしてライブロック等に残ったサンゴ片からも新しく増殖してきます。
最低の増殖単位と言うものがないのではないかと思われるほど環境が整えば極少量の組織からでも復活をおこないます。
初心者のうちは別として中級者以上になれば一度これらのことを実践して株分けをおこなって見るのも楽しみかたの一つです。