アキリンの無脊椎飼育図鑑
その1
名前 | 写真 | 飼育難易度 | 説明 |
ハナタテ | ![]() |
簡単 | 餌はアマエビ、イカ、冷凍のブラインシュリンプ、クリル、ブラインシュリンプの幼生、等ほとんど何でも食べます。 太陽光線が必要ではなく積極的に固形の餌をあげましょう。液状の餌は不可! しかしあまり餌をやりすぎると触手が伸びなくなりそれでもやり続けるとやがて溶け出してきます。 水温に関してはそう高い温度出なれけば持ちますが基本的には25度以下が良いみたい。 出来れば何かのライブロックに固定した方が成長速度は良いようだ。 毎日動かしていると良くないようだ。 脇から子供が出てきたら積極的に子供の方に餌を上げると早く子供が大きくなる。 触手の色は一般的な黄色と緑がある。 またこの珊瑚は水流に依存する比率が大きいので少し強めの水流が必要。 思っているよりも少し強めの水流が必要です。 このサンゴが調子が良いか悪いかの判断基準は咲いた時の触手の状態で判断が出来る。 1番良い時はピット伸びた触手が先端にむけて細くなっていきしかもその触手の中には丸い点々(紋様)がはっきり見える。 2番の時は丸い点々が見えない。 3番め時は触手がだらしなく伸びる、そして先端に行っても針のように細くならなく神経が届いていないように鈍くなってくる。 4番目触手は伸びるがもう粘液状ではなくて触手に食べ物が触れてももうつかむ事が出来ない。 |
ウミキノコロングポリプ | ![]() |
簡単 | 好日性なので餌は必要ではありません。 光で育ちます。蛍光灯でも育ちますがやはりメタハラの方がいいでしょう。 時々ポリプが開かなくなりますが(長い時は1週間以上)気にする事はありません。 そして今度ポリプを開く時には脱皮するようになります。 水質と光線に気をつければ簡単に維持出来るでしょう。 硝酸塩や燐酸塩の濃い水質でもなかなか強く生きています。 種類にもよりますが1PPM以上でもたくましくポリプを伸ばしているものも有ります。 燐酸塩除去剤大量のカーボンを入れると開かなくなる事がありますが水質が安定してくると又開くようになります。 ウミキノコを専門に食べる虫がいてますのでもし食いちぎられ多様すがあれば中に何か詰まったような物があるか確認してある場合は取りだしましょう。 またウミキノコやウネタケ専門に寄生する貝もいます。 名前はセムシウミウサギガイといいます。 この貝が付着していると一向にポリプを開きません。また大きくもならないようです。 キノコを或る程度は食べているようにも見えるがさだかではない。 ここには見にくいですが写真を用意してあります。 正確な写真はフィールドブックの珊瑚礁の生き物P123を見てください。 主に茎が長く伸びるのは沖縄周辺の亜熱帯地域に多く生息し さらの部分が平べったく茎がないようなタイプは温帯域の海に多く生息しているようです。 この種の珊瑚は切って分割する事ができます。 しかし注意して切断しなければ両方が死んでしまう時があります。 またライブロックに付着しているキノコを無理矢理外し、ライブロックにキノコの破片が残っている時はそこからまたキノコが生れてくる時があります。 |
マメスナギンチャク | ![]() |
簡単 | 好日性の珊瑚です。固形の餌はほとんど食べません。 蛍光灯でも飼育出来ますがメタルハライドランプのほうが良く成長します。 珊瑚の色は色々あります。(オレンジ、青、紫等) 急激な水質の変化があるとポリプを閉じたままにしますがまた時間の経過とともに開いてきます。 死サンゴの上に繁殖します。(分裂して数が増えます。) 砂の上は良くないみたいです。 硝酸塩や燐酸塩の濃い水質でもなかなか強く生きています。 燐酸塩は1.5PPMぐらいまでか? 水温が高くても一時の間なら持ちます。 約31度くらい。 カーリーにたいしても抵抗力があり負けません。 燐酸塩除去剤入れる事により一時的に開かなくなることが有ります。 伸びる部分が無くなり密集してくると今度は茎の部分が長くなり瘤の様な固まりを造ります。 |
コハナガタサンゴ | ![]() |
普通 | 餌は固形の餌を与えます。 アマエビ、アサリ、クリル、ブラインシュリンプ、等 中央に口がありますので固形の食べ物が良いようです。 かなり大きなものまで食べてくれます。 以前小さな5mmグライのカニまでも食べていたような事もありました。 水流をあまり強く当てない事。水温も高いのは苦手なようです。25度以下グライがいいようです。 色も色々あり赤色のコハナガタは高く取引きされているようです。 またこの珊瑚を買う時は口が開いていないものや下側が捲れあがっていないものが良いです。 |
タバネイボヤギ | ![]() |
難しい | 餌は固形の餌をやります。 アマエビ、冷凍のブラインシュリンプ、アマエビの卵、 しかしこれもあまりたくさんしかも毎日やりますと触手が開かなくなります。この時触手は太くなります。そしてハナタテと同じように終いには溶けてきます。 同じ餌を定期的に与えているのは良くないのでなるべく万遍無く違った餌を与えるようにした方が長期飼育は可能です。 水温は高いのは苦手なようです。 すこし低いほうが良い結果になります。 23度がよいみたいです。 また20度を切れても心配ありません。 17度くらいまでは平気な様です。 実際は14度くらいまでか?? 光線は必要ではないので出来れば薄暗いところの方がポリプの開きがいい。 水流は強い水流を好みます。 この水流に依存する割合は強いので餌と同程度の割合で水流が有るか、無いかもチェックの対象にして下さい。 |