ベルリン方式30



今回でベルリン方式は30回を迎えました。
ひとえに皆様の御陰です。

6/8 月曜日
曇り
ORPは326
PHは8.3
いつものように自作の塩化カルシュウムを10CC入れる。
自作の鉄を10滴入れる。
薬局にヨー化カリウムを頼む。
(値段によって。)

塩化ストロンチュウムの値段も聞く。

今日の朝KHをそくていすると、8あった。
もう一度バッファーをスプーン1杯いれる。
18:00にKHを測定すると、9あった。
そしてもう一度カルシュウム濃度を測定すると、270しかない。
もうこれはバッファーのせいしか考えられない。
この前に水替えもしたのに一体どうなっているのだ。

今日は大きなことが解った。
と言うのはバッファーを入れればカルシュウム濃度は下がると言うことです。
これはもう確実です。
いままでバッファーを入れてKHが上り。
水酸化カルシュウムを入れてまたカルシュウム濃度をあげる。
と言う考えでおこなってきました。
しかし実際は違ったのです。

バッファ入れる(炭酸塩入れる)→カルシウム入れる→炭酸カルシウムが出来て、 KHが下がってカルシウムも上がらない。カルシュウム濃度が下がる。(森田さんアドヴァイス)
このようになっているらしい。
過去を振り返って見ると5/21 木曜日にはカルシュウム濃度は390PPMもあった。
それ以後バッファーを買って使ったのだ。

それ以後は順調にカルシュウム濃度は下がっている。
下がらんでもええのに。
この前にポンプを清掃した時のポンプのスポンジについた粕の様子から考えても間違いないと思います。これは絶対だ。!!

しかしそしたらどうしたらKHを高くしてカルシュウム濃度を高く出来るのだろう。
一旦カルシュウム濃度を高い600ぐらいにしてからバッファーをいれてKHを高くした方が良いのだろうか?
それともバッファーをいれてから何時か経ってから水酸化カルシュウムを入れるべき時間の制限があるのか?
多分バッファーを入れた其の日のうちには水酸化カルシュウムは入れない方が良いような感じだ。

高カルシュウム高KHを維持することは難しい。!!
そして一般水槽のヨー素の消費試験を中止する。
計測して見ると燐酸塩が0.4PPMもありました。
これ以上試験をつづけてスキマーを外し水替えをしなければ燐酸塩濃度が上りミドリイシが死ぬ恐れがあり試験を中止する。
解ったことは、
1 スキマーはヨー素をとる。
2 紫外線殺菌灯もヨー素をとる。
3 メタハラ(10000K タケダ)もヨー素を分解する。
4 通常の状態でも24時間で0.02は消費する。(これはもう少し研究の必要あり。)

水槽の前面のアクリル面の石灰藻の清掃をする。

一般水槽のことだがこの間のPHショックでホンケヤリの先端のぶぶんが飛んでしまった。
最近出てこないので飛んだのだと思う。
又は死んでしまったのかもしれない。



6/9 火曜日

今日はダイヴィングの講習の為にナニモ出来ず。


6/10 水曜日
曇り
ダイヴィングの講習の為にナニモ出来ず。
ダイヴィングのC−カードをもらう。
これで海の中に潜れる。
この講習の時に見たのですが海底の浅場にはミドリイシが少しありましたが殆どのミドリイシは茶色石でした。
私たちが良く見るメタリックグリーンのミドリイシはほんの1−2個しか見ることが出来ませんでした。
また存在した場所もほんの水深1M程の浅場にしかありませんでした。
深くなると5M以下のところには殆ど見当たりませんでした。
紀伊半島でも場所を変えれば違うと思いますが。
また存在したミドリイシハ近海産のミドリイシです。(これは当然)
オヤユビミドリイシらしいものも数個有りましたが基本的にはよくお店で売っている近海さんのメタリックタイプの形のミドリイシが大多数です。
しかしまだ注意してミドリイシを見る余裕がなく、時間もありませんでした。

自然界では本当にメタリックタイプのミドリイシが少ないことに驚きました。
またオオスリバチサンゴがたくさんありそのポリプの開き具合がぜんぜんちがうのに驚きました。

ダイヴィングから帰ってきてメールを見ると103通来ている。
鉄やマンガンを海水の濃度の10倍も入れればサンゴの調子が良いとのこと。
今回から私も入れる量を増やしてみよう。



6/11木曜日
曇り
朝一番で自作の塩化カルシュウム10CCと自作のストロンチュウム10滴と自作の鉄を20滴いれる。
それとKENTのスーパーアイロン&マンガンをキャップ半分コンセントレートアイオダインをキャップ1杯いれる。

薬局から電話がかかってくる。
値段が解かったとのこと。

近くの薬局でヨーカカリウムを頼む。
500gで5500円ぐらいとのこと。

そしてカリウムの事が気になりカリウムのことを調べて見る。
カリウムは海水中に380PPMあり、多分カルシュウムの次に多いのでそこそこ入れても多分水槽の海水濃度には多分変化ないだろう。

塩化ストロンチュウムもあるが値段は約500gで3500円とのこと。
KENTのターボストロンチュウムより約3杯ほど安い。
今回はターボストオロンチュウムが無くなると買うことにする。
ちなみに塩素は19000PPMとなっているので酸素と水素の次におおい。
実際には一番多い元素になるだろう。
だからそこそこ加えても変化がないと思う。

本当は今日が水質の測定なのだが明日にする。
今日はレッドシーでカルシュウムの測定だけをする。
そうすると300PPMしかない。
レッドシーで300PPMと言うことは多分前回と同じ280PPMくらいかもしれない。

水槽の中の様子は殆ど変化なし。
一般水槽から持ってきたエダミドリイシは依然茶色エダミドリイシのままだ。
この間からアキリン牧場のカーリーと言うことになっているのでカーリーがひょっとしたらフレークフードを食べているのではないかと言うことが物凄く気になりこれからはフレークフードをやらないようにする。

次にヨー素のことだが、今回一般水槽でスキマーを再び付けて家を留守にした。
その結果変化があったことは少しウミアザミがしなびていた。
これは鉄分が不足したためかヨー素が不足したためかは解からない。
その他の事は物凄く元気であったタバネサンゴが一変した。
あんなにポリプを伸ばしていたのに。
タバネ珊瑚はひょっとするとヨー素か鉄が多量に必要なのかもしれない。
短期間の間、ヨー素が無くなったからといってウミアザミが急激に変化するとは限らない。
ベルリン水槽のウミアザミも元気とは言わないまでもそこそこの様態で咲いている。
やはり長期間に渡り継続的に必要なのだと思う。

PHのことで少し解ったことがある。
それはどうも高PHのほうがホソエダミドリイシは良く咲くようだ。
そのPHの値は8.5−8.6である。
しかしこの値がズート続くとどうなるかは解からない。
反対に死んでしまうかもしれない。
だた8.5−8.6ぐらいの時の方がポリプの咲き具合が物凄く良い。
写真に写す時はこうした方が見栄えは良い様だ。

今回から添加する水酸化カルシュウムの液の濃度を少し薄めにして見る。
ひょっとしてカルピス状の濃い水酸化カルシュウムを添加するとKHの低下を招いているのかもしれない。
通常は水酸化カルシュウムの上澄み液を入れることになっている。
なぜ上澄み液を入れるのかは今まで謎であった。
上澄み液と水酸化カルシュウムの飽和溶液+溶けないで残っている液をサンプに入れることで何か違う変化をおこしているのかもしれないと思ってのことだ。
今日メールでもKHの低下の事が議論されていたが、よく解からないようだ。
私もKHの低下が物凄く気になる。



6/12 金曜日
晴れ

9:30

水質の検査をする。

PH 8.2

PO4 0
今回はsee testで計測する。

NH3 0-0.25

NO2 0.2

NO3 1.5
又も減少している。
カルシュウム 300
今回はほんの少しだが増えたがまだまだ程遠い。

温度 25度

比重1.024

ORP 327

KH 7.5

鉄 0
やはり0になってしまった。
朝入れなければお昼からは0になる。
昨日に入れたのにやはり今日は0である。
明日からは毎日に入れる量をふやした方が良い。

Mg 875
塩化マグネシュウムをヒトカケラ入れる。
どのくらい入れれば良いのか解からない。
今回235CCのRO水に10gの塩化マグネシュウムを入れて塩化マグネシュウム溶液を作る。
塩化マグネシュウムは6水和塩化マグネシュウムなのでMgcl26(H2O)
なのでそんなに沢山のマグネシュウムが含まれているようには思えない。
やはり上野さんが言うように水替えが一番良い様だ。

ストロンチュウム計測できず。

計測が終わり自作の塩化カルシュウムを10cc、自作の鉄を10滴いれる。




6/13土曜日


今日はPHが7.9しかない。
ウミアザミがしなびている。
昨日点滴した水酸化カルシュウムが詰まって落ちていなかった。
このごろ落す速度を極端に遅くした為にこおいう結果になったのかもしれない。
すかさず水酸化カルシュウム点滴をする。
PHは8.3まで上昇する。
ウミアザミがだんだんと勢いを取り戻してきた。

いつものように自作の鉄キャップ1杯、塩化ストロンチュウム10滴を入れる。
KENTのスーパーアイオダインをキャップ1杯入れる。
硝酸ナトリウムもスプーン1杯入れる。
こんなけ入れると硝酸濃度は大部高くなるだろう。
次に計測する時は10PPMぐらいまでには上がっているか?

今回の水野さんのMLの関西オフカイが決まる。
日時は6/21の日曜日
金山 義明< キンタン >さんのお宅訪問!

何人の人が出席するのだろうか?

どうなるだろうか?


水槽の中の様子は殆ど変化無し。
良くも悪くもない。

シコロサンゴのうち1個は下側が肉が後退してきている。
上の方は何ら変化はない。
もう1個のシコロサンゴは元気だ。

今回、はぜがいないがそんなに底面が汚れているわけではない。
しかしカーリーは沢山増えてくる。
もう手のほどこしようがないくらいだ。

クリッパーエンゼルがカーリーを食べるそうだがそんなのは買えない。





6/14 日曜日

PH8.2
ORP 324

朝いつもの通りエッセンシャルエレメント&コーラルバイテをキャップ1杯強入れる。
自作の鉄をキャップ1杯入れる。

自作のストロンチュウムを10滴程入れる。

自作の塩化カルシュウムを10CC入れる。
これだけ入れるとスキマーの泡の量はさすがに多い。
晩にみると泡だらけ。

昼からブルーハーバーに行く。
そうそうこれが噂のクリッパーAらしい。
値段は秘密、、、
ちなみに今世界で売っているのはこのお店だけらしい。
日本では寺田さんとことここだけが所有しているらしい。
ハワイの方々が700万円ほどかけて遠征して7匹ほおど採集したらしい。
全くの稀少種だ。


ちなみに私はあまり魚に興味がないので磯のグレのできそこないにしか見えない。
そう言うと和田さんは上田さんは何も解かっていないと言われた。
魚に興味のある人ならば目から涙を流して喜ぶだろう。

そうそう寺田さんへ
ターボストロンチュウムはKENTのストロンチュウム&モリブデンよりも価格面で大部安いです。
また濃度が自分で解かっているのでなんPPM入れたか計算出来ますよ。
KENTのストロンチュウム&モリブデンは計算出来ないのが難点です。
また出来ることならばストロンチュウムの計測出来る、試薬が欲しいですよ。

無くなった燐酸塩の試薬を買う。
今回はレッドシーを買う。
早速計測して見る。
ベルリン水槽は0−0.1の値だ。
一般水槽は0.2−0.5PPM程有る。
SEE TESTで計測すると0.4PPMあった。
やはりこの前のヨー素検査でスキマーを取り除いたのが効いている。
計測の仕方や能力は他社の試薬の殆ど変わらない。

ブルーハーバーでの話だが。
来週の土曜日に串本でブルハーバー主催、シュノーケル&ダイヴィング&バーべキュウがあるそうだ。
何人の人が参加するのだろうか?
朝の6時出発のようだ。
一緒に資格を取った寺田さんも参加するようだ。

水槽の中の様子。
自作のストロンチュウムや鉄やマグネシュウムの一覧。
KENTの入れ物に入れている。

今日の自作の内容をチェックしようと思い元素の周期表を見る。
インターネット上でも周期表が出ている。

ちなみにここもある。


高校の授業以来元素の周期表を見る。


サンプ水槽を見ているとサンプ水槽の中にもカーリーが繁殖している。
まだ小さいが無数に繁殖している。
空にして取り除かなければ。

スキマーの清掃をする。
自作添加剤を入れているので何か変化あるかなーと思っていたが粕には何も変化はない。
今までと同じような色で固さで匂いだ。
ストロンチュウムを少し大目に入れても何も変わりないようだ。

昨日萎びていたウミアザミは今日は元気を取り戻している。
その他の珊瑚は変化無し。
一般水槽から移したエダミドリイシは茶色石のままで何も変化ない。