ベルリン方式27


5/18 月曜日
雨後曇り


朝自作の塩化カルシュウムを10cc入れる。
今日はブルーハーバーからクーラーのことで色々と聞いてきた。
またレイシーのカタログをもらってきた。
そのなかによるとクーラーの選定の目安が記載されていた。

アキリンのクーラーの説明のコーナー

冷却熱量(Kcal/h)=(全水量*温度差)/24時間+熱損失*1.3

これが計算式らしい。

全水量とは水槽容積と濾過容積(濾過水量ではない。)です。


温度差とは水槽をセットする場所の気温−希望水温(水槽設定温度)

熱損失とは水槽で使っている熱源(定格出力)の合計(循環ポンプ+エアーポンプ+殺菌灯+照明)これに0.86を掛けたあたいです。

具体的な例として。
90cmの規格水槽(90*45*45)に60cm(60*30*36)の規格水槽サンプがありメタハラの150wが付いている。
ポンプにRSD−40とする。
部屋の温度は30度 設定温度は25度とすると。

そうすると9*4.5*4.5=約180L
濾過槽6*3*3.6=65L

全水量は180+65=245L

温度差30度−25度=5度


熱損失

メタハラ150W(あくまでもかていです)
ポンプRSD−40は62W
(150+62)*0.86=約182Kcal/h


{(245*5/24)+182}*1.3=約302Kcal/h
となる。
そうするとレイシーのクーラーならばLX110X(360Kcal)になる。
しかし実際にはパワーヘッドが数機ついたりクーラーの老朽化する事も考えるとLX110Xはぎりぎりの容量のようにおもえる。
本なんかでLX110Xは500Lようになっているがこの計算式でいくと500Lは完全にしんどいと思う。
ちなみにここは関西なので60ヘルツで計算している。

ちなみに120cm(120*60*60)水槽でサンプは60cm(60*45*45)メタハラを2基マーフィルドのパワーヘッド600を2基つけてみると。
室内温度32度設定温度24度

ポンプにRSD−40とする(ベルリンのXLように。)

全水量
432+121=553L

温度差

32−24=8度

熱損失

150+150+62+7.4+7.4=376.8

376.8*0.86=約324

{(553*8/24)+324}*1.3=660
これは物凄い値だ。

もうこうなってはRX-250を付けなくてはならない。
今度は現実身があるように室内の気温を25度にすると。
{(553*1/24)+324}*1.3=451Kcal/hになる。
これならばLX−150XHで十分対応ができる。

こうシュミレーションしてみるとメタハラのW数と室内の気温と水槽の設定温度がカギのようだ。
しかしこれらはメタハラにしても種類によって熱がでる%も違うし、水面からの高さによっても違うし同じW数でも種類によって違うのであくまでも参考にした方が良い。

ミズタマハゼを2匹入れる。

1匹は死ぬかもしれない。
1匹は最初から調子が悪く1ぴくだけにかったらもう1ぴくれたので持ってかえる。

晩自作の鉄分を5滴とヨー素を5滴いれる。





5/19 火曜日
晴れ

今日も自作の塩化カルシュウムを10ccいれる。
自作の鉄を10滴入れる。
いつものようにカーリー退治をする。

薬局やさんから水酸化カルシュウムが入荷したと連絡がくる。
昨日いれた、櫨がやはり死んでいた。
早速取り出す。
すでに一部腐っている。
ORPは250になっていた。
これはもう昨日から死んでいたようだ。

やはりさいしょから調子が悪かったからナー。
もう1匹のハゼもやはり余り元気が無い。

今日上野さんが水野さんのメールで毎日海水の中の容量の4倍の鉄、マンガンを入れていると出ていた。
多分鉄は0.06PPMなので0.06*4=0.24ppm
100Lでは毎日24PPM入れる事になるのか?

300Lの水量ならば72PPMを毎日入れる事になるのか。

毎日72Mgを入れるのか?
液体ならばそんなに沢山ではないが溶かす前の個体の量ならば沢山な量になる。

これでいいのだろうか?




5/20 水曜日
晴れ

早速水酸化カルシュウムを薬局に取りに行く。
やはり1個で90cm水槽2個ぶんで2が月半でなくなる。

昨日の鉄の事をかんがみ、自作の鉄分をキャップ1杯入れる。
櫨が又死んでしまった。
この水槽は櫨には良くないようだ。
死に方はサンプに入って死んでいた。
やはりストレーナーが必要だ。

早速ストレーナーを頼む。

日曜には取りにいこう。

鼻くそほど硝酸ナトリウムを入れる。

森川さんに鉄分の検査キットを頼む。
シールアクアテックの検査キットはあまり正確では無いのでもう少し正確な検査キットが欲しいもんだ。
あっちこっちのサイトを探し回る。
LaMotteにあったように思う。

しかしいくらくらいするのだろうか?
値段が出ていなかった。



5/21 木曜日
晴れ
今日は暑かった。
最高気温が31.5どまで上がったそうだ。

あさまずスーパーアイロン&マンガンとストロンチュウム&モリブデンをキャップに1杯ずついれる。

自作の塩化カルシュウムを10CC入れる。

水質の検査をする。

17:00


測定する。
pH 8.2

PO4 0-0.1ぐらい。 かすかにある。

NH3 0

NO2 0.2
カーリーを退治したせいか?
それとも順調に還元になっているせいか?

NO3 2
また硝酸塩が無くなってきた。
昨日すこし入れたのだが。

カルシュウム 390
大部上がってきた。 これならばもう少しで、うんーそうだナーあと2週間くらいで最適濃度に達するだろう。

温度25度
クラーの御陰でぴったりと安定している。

比重 1.0235

ORP 259 今日は又低い。
やはりつぶれているのだろうか?


KH 6
これも又低い。異常にに低くなってきた。
早速ケントのスーパーバッファーdKH リーフ用水質調整剤を家の近くのペットバルーンでかう。
早速小匙に1ぱい半溶かして水槽に入れる。

入れた直後にPHを測ると8.1にPHは下がっていた。
これは時間が経って日が落ちたせいかもしれない。
dKHが下がったのはストロンチュウム&モリブデン等を最近沢山入れるようになったからか?
ストロンチュウム&モリブデンの説明には入れると下がり傾向になると記載されている。

ちなみにリーフ水槽は10−12dKHと言う事になっている。

この製品主成分はなんなんだろうか?


鉄 薄いピンク色
こんなけあれば十分。
ちなみに海水の鉄分濃度は0.01PPMだった。
この検査キットは0.06PPM周辺で色が着くのですこしおおざっぱすぎる。
がないよりはずいぶんましだし役に立つ。
昨日の鉄分は72PPM出はなく12PPMだった。

ヨー素 0
これも全く検出されない。
これは晩に電気を消してから入れよう。

マグネシュウム 789
まだ一段と低い値になってしまった。
正常値の約2/3の値だ。
重点的にマグネシュウムを入れなければならないが何が一番多いのか見当がつかない。

ストロンチュウム 0
これも検出されなかった。
8PPMが海水の値だが、まったく無い。
何故だろうか?

計測すればするだけ微量元素は何も無い。
何故だろうか?

しかし何故無くなるのだろうか?

やはりスキマーで取られるのだろうか?

み〜ん〜な足らない。
足らない。足らない。足らない。足らない。


マーフィルドにケントの製品(鉄、ヨー素、ストロンチューム)の濃度がどのくらいか、
また100Lあたりで0.01PPM上げるのに何CCいれれば上がるか
マグネシュウムは何に一番沢山含まれているか等を記載して手紙を書いて送る。

返信の封筒も入れたので何か返事はくるだろう。


晩の22時にコンセントレートアイオダインとストロンチュウム&モリブデン1杯ずつ入れる。

明日もう一度KHを測らなければならない。
測ってからもう一度スーパーバッハーを入れるかどうかを決めなければ。
せめて10dKHまでは上げたいと思う。

それとペットバルーンでポスターを見たのだが、ケントの製品の中でカルクワッセルミックスとニューターボカルシュウムとの違いはなんなんだろうか?
ターボストロンチュウム(粉末のように見えた。)とストロンチュウム&モリブデンとはどう違うのだろうか?
これも質問すれば良かった。
外国の方でもストロンチュウムがやはりなくなって補給する必要があるので特別このようなものが有るのだろうか?それでいつ測定しても0なのか。
それともイシサンゴ類には特に必要なのだろうか?

はぜはいないがまだ水槽の底面はそんなに汚れていない。
すこしは汚れているが気にならないくらいだ。
次回ははぜは少なくても5匹は入れなくてはならないだろう。
その他の魚は物凄く元気がいい。

サンゴに関してはトサカが元気がない。
これは純白のユビノウトサカになったせいだとおもう。
もとは茶色の部分があったのに無くなったしまったせいだとおもう。
一度こうなるとなかなか茶色にはならない。

ミドリイシはまあ元気だ。
1個のミドリイシはだめ。
ホソエダミドリイシは一般水槽のように先端が真ピンクにはなっていないがうっすらとピンクの部分もある。
シカツノのミドリイシは普通。

シコロサンゴは目を見張るように元気になってきた。
1個のシコロサンゴは伸びて隣に或るライブロックに増殖してくっ付いてしまった。
また一段と色が変色し、茶色からこげ茶色に変色してきた。

エダアワサンゴは調子がいい。
すこし伸びたように思う。

ハナタテは普通。
最近思ってきたのだがどうしてもイボヤギやハナタテ類はアマエビの餌だけでは駄目なように思う。
ほかにもう一つ何か欠けている物があるように思う。
それが何か解からない。
6ヶ月やそこらは痩せずにポリプも全開するが1年以上の長期飼育には何か足らない物が有るように思う。
今度いちどデュプラのリンかマイクロをやってみようと思う。
しかしなかなかマイクロを売っているお店がない。
頼まなければなかなかないようだ。リンは大抵のお店には置いているがりんより小さなマイクロはおいていない。
ケヤリやイバラカンザシは調子がいい。
一度イバラカンザシの先端についている、蓋が取れたが又再生してきた。
たぶんカニかなんかに取られたのだと思う。

ハナズタは元気を取り戻してきた。これは鉄分の御陰だと思う。
萎縮することなく元気にポリプを開くようになってきた。
この分だと数も増えると思う。

マメスナギンチャクは普通
数は増えもしないし減りもしない。
色は少し黒くなったみたい。

最後にカーリーはいつも絶好調!
とってもとっても増えてくる。
まるでガン細胞のようだ。



5/22 金曜日
晴れ

今日も大変暑い。
記録的な暑さだそうだ。

朝あきて早速dKHを計測して見る。
7.5ほどある。
大体の感触でこの水量ならば小匙1杯で1上がる事になっている。

pHは8.1

もう小匙1杯バッファーをRO水にとかしてすかさず水槽にいれる。
このバッファーもスキマーにこし取られていくのだろうか?
ちなみに一般水槽もdKHを計測して見る。
すると10ほどあった。
ぴったりだ。

自作の塩化カルシュウムを10CC入れる。
自作の鉄を10滴いれる。

久しぶりにスキマーの清掃をする。

今回は沢山取れる。
こんなかに微量元素が含まれていると思うとスキマーは諸刃の剣のように思えてきた。
蛋白質は除去するが微量元素は除去しないスキマーはないものだろうか?

硝酸塩が昨日計測した時点で少なかったので少量の硝酸ナトリウムを入れる。
これも爪のアカぐらいの量だ。
余りたくさん入れるのが恐い。
だんだんとなれてくれば感覚的にこのくらい入れればなんPPM上がると解かるのだろうが今はまだ解からないので少しの量にしておく。
しかしまだ硝酸塩がなくなることは続いている。

1時 dKHを測定するが8のまま。
すこし増えたように思うが余り変化は無い。
pHは8.2
これは0.1ほど上がっているがお昼のせいで上がったと思われる。

もう小匙1杯のバッファーをRO水に溶かして水槽に入れる。
今度計測してみればいくらかは増えるだろうが、急に上げるのは良くないと思うのでこの次は明日にしようと思う。


大きな発見があった。
昨日からバッファーを入れているが10ぐらい欲しいと思っていたがザ無脊椎やリーフアクアリュウムを見て見るとdKHは7以上(7−10)(2.5-3.5meq/L)を維持するようにと記載されている。
また自然の海は6−7dKH(2.1TO2.5meq/L(alkalinity)と記載されている。
水槽では7以下になると駄目だと言う事らしい。

ケントのバッファーには日本語では10−12dKHと記載されている。
シールをはがして英語表記を見て見ると。
したの英語では(8−11dKH)(2.9TO4.0meq/L(alkalinity)となっていた。
どちらが正しいのだろうか?すこし差があるように思うが。

バッファーは高い方がpHの変動が少ないのでサンゴや魚にはいいのはよく解かるがあまち多すぎると良くない結果にならないだろうか?

リーフアクアリュウムを信じて7−10の値に合わせよう。


海外サイトでKENTのホームページを探していると発見する。
場所はhttp://www.kentmarine.com/です。


その中をくまなく見ていると物凄く良い物を発見する。
驚き桃の木山椒の木だ。
どうして日本では売っていないのかが不思議だ。
http://www.kentmarine.com/tm.htm

ここ最近マグネシュウムが足らない足らないと言っていたが海外ではKENTがマグネシュウムの添加剤を液体容器で売っているではないか!

絶対にほしい、欲しい。欲しい。

これは沢山いるのかして日本で通常売っているタイプの8ozタイプがない。

最低でも16ozだ。
なぜ日本では販売しないのだろうか?
70000ppmの濃度があるらしい。
その他特に有益なものがあった。

http://www.kentmarine.com/ti.htm

これは絶対に買わなくてはならない。
絶対にほしい、欲しい。欲しい。

これはヨー素だが、特別に長期間水槽の中に留まる事が出来るタイプにヨー素らしい。
もしこれを使えばヨー素がなくなる無くなると言わなくても良い様になるだろう。
ホームページの中にはこの製品を使えばウミアザミが十分飼えると記載されていた。
英語なのであやふやです。
英語のよく解かる人は十分読んで下さい。
できたら私にもこうでしたとお知らせくださいね。

そこで思うのだがコーラルライフの製品はどうなっているのだろうか?
やはりヨー素はすぐに無くなるのだろうか?
他の会社の製品はどうなのだろうか?

それとこの製品もミドリイシには良いようだ。

http://www.kentmarine.com/td8.htm

これはなにに良いのか解からないがまあ良い様だ。

他にも欲しいものがあるが特別欲しいとは思わない。

日本の代理店であるマーフィードに電話を掛けてこれらの商品を輸入して販売する計画があるかどうかを尋ねる。
担当の人が出てきて答えてくれる。
マグネシュウムは入れるかもしれないがここ1ヶ月やそこらと言うわけではない。
またその他の商品に関しては今のところは予定は無いとの事。
輸入して販売してくれればいいのに。

昨日の続きでついでに銅も計測する。
0これはあたり前だと思う。



5/23 土曜日
曇り
今日も大変暑い。
記録的な暑さだそうだ。

朝早速KHを計測する。
8KHだった。
殆ど変わり無い。
またバッファーを小匙1杯入れる。
pHは8.1

13時に計測して見るがやはり8のままだ。
どうして上がらないのだろうか?

ぜんぜん知らなかった。
トサカが干からびて死んでいた。
干からびるとはだんだんとなくなって、縮んで無くなるようになり死んでしまった。
ベルリン方式独特の死に方だ。
このせいでORPが低かったのか?

何か他のトサカを買いたい。
あしたお店に行ったら何かトサカかソフトコーラルを買おう。

晩の9時にもうスプーン1杯のバッファーをいれる。
明日の朝にはもう一度計測する予定。


そうそう水野さんからめーるをもらう。
やはり多いのはよくて少ないのは良くないらしい。
やはりKHは最低でも10dKHぐらいまでは上げなくては。
以前他の人に聞いた時は私と同じように7だと言っていた。
やはり同じように低かったのだ。
KENTのホームページにはやはり10以上になっている。
自然の海の中の様子と水槽の中の様子では違いがあるように思えてきた。
水槽の中は殆ど毎日何がしかの微量元素をいれたり、少しずつマグネシュウムが消費されたりしたり水量が海に比べて圧倒的に少ないので1日のpHの変動が大きいのかもしれない。
それで変動が少なくする為にもまた微量元素を入れれる為にも海水に比べてコウバッファーの値にするのかもしれない。
あちこちのホームページを見て見るがいくらが良いと言う値はまちまちだ。
しかしベルリン方式ではやはり下がり傾向になるの。
下がるのは私だけなのだろうか?
いままで水替えをせっせ、せっせとしていたのでバッファーが下がるような現象にあたらなかった。
なぜそのような物が売っているのか不思議でたまらなかった。



5/24 日曜日
曇り


朝バッファーを計測する。
9ぐらいだ。ちなみに一般水槽も計測するが9ぐらいだった。
今度はスプーン2杯を溶いて水槽にいれる。
ORPは290最近では一番高い。
PHは8.1ここのところズート8.1だ。

バッファーのせいでpHが下がったのかそれとも最近微量元素を沢山入れているからこうなったのかは定かではない。

今回のこの検査でKHの検査キットが無くなる。
自作の塩化カルシュウムを10CCいれる。
自作の鉄を10滴いれる。
エッセンシャルエレメントとコーラルバイテうぃキャップ1杯強入れる。
ついでにヨー素も5滴いれる。
今日は微量元素のオンパレードだ。

マグネシュウムの事でメールをもらうがマグネシュウムは余り重要ではないらしい。
水に溶けるマグネシュウムは塩化マグネシウムか硫酸マグネシウムとのこと。
しかしこれは水替えをした方が良いとの事。

昼からブルハーバーに行きストレーナーを買う。
以前頼んでおいた日本の造礁サンゴ類を持ってかえる。
これにはミドリイシやその他の造礁サンゴが細かく載っている。
そしてこれには生息場所も掲載されている。
まだターボストロンチュウムは来ていなかった。
御店では使うことに異論を唱えているお客さんがいたといっていた。

またお店の黒潮の水の測定をさしてもらう。
鉄はやはり高濃度で存在していた。
ヨー素はやはり時間がたつと無くなるらしい。
やはりヨー素の存在が一番重要だ。

ベルリン水槽用にチジミトサカを買ってきた。
また試験用に小さなスターポリプと1個のウミアザミのかけらを買ってきた。
早速ベルリン水槽に入れる。

KHの測定キットを新たにかい測定する。
21時計測して見ると11まで上がっていた。
これで十分な値だ。
合計で何杯いてたのだろうか?