ベルリン方式25


5/4 月曜日
曇り

pHは8.1
ORPは290

またカーリーが大繁殖してきた。
ブルーハーバーのキミエちゃんのホームページに出ているようにアキリン牧場のカーリー養殖場になってしまっている。
少し取ったが全然減らない。

マーフィルドの水中ポンプのキスゴムが硬化してくっつかなくなった。

そのせいで直射水流がシコロサンゴにあたりシコロサンゴの一部が白くなっていた。
当たった部分だけが多分死んでいる模様。
回りは砂が巻き上がっている。
どうしょうもない。

電気を消してからヨー素を1杯入れる。



5/5 火曜日
曇り時々雨

PHは8.1
ORPは286

朝見て見るとテッポウエビが死んでいた。
取り出して見ると腐っていた。これでは何日か前に死んでいた模様。
いつもの穴から出たのが間違いの元だったのか?

ブルーハーバーに行きストロンチュウム&モリブデンとコンセントレートアイオダインとスーパーアイロン&マンガンとキスゴムかう。

店内で平野さん江本さんと合流する。
そのなかでの話だがベルリン方式にして6ヶ月ほど経つのに石灰藻が付かない水槽の話があったので
話して見ると、燐酸塩濃度が0.1PPM以上あればつかないという事らしい。


またその時にクエン酸第二鉄と硫酸マンガンを各100gづつもらう。

クエン酸第二鉄は
インスタントコーヒーみたいだ。
硫酸マンガンは氷砂糖のようだ。

これを(鉄)1LのRO水に1gとかしそれを100Lの海水につき1CCを毎日入れるらしい。

マンガンは上記の5分の1をいれるらしい。

帰ってきて早速キスゴムをつける。
シコロサンゴで水流が直に当っていたところはやはり白いままだ。

もう一個のシコロサンゴは絶好調の様に見える。
スイーパ触手の様なものを出している。

クーラーの設置をする。

水温は25度に設定する。

今日もう一度聞くとクーラーはCLの300だそうだ。

物凄い勢いでサンプ水槽に渦が回っている。
クーラーの電源を入れて少したってからスキマーから泡が溢れてきた。
スキマーの泡の量を思いっきり絞り泡の出る量を調整する。

しかしサンプ水槽を水流が動くだけで泡が出てくるとは可笑しなものだ。
サンプの底面には色々なものが沈殿している証拠なのか。

またこれだけ大きなクーラーが動くと部屋の中がモワーとしてくる。
出来れば部屋の外にだしたいものだ。


ちなみに今の水槽の様子です。

透明になったシコロサンゴは茶色くなって中央に写っている。
もう一つのシコロサンゴはやっと茶色になってきたところだ。



やっと石灰藻が落しても着くようになってきた。

前面に付いている点は石灰藻であるがこの間取ったばかりである。(4/6)
約1ヶ月
取れなかったところは段々と増殖してこうなってきた。


5/6水曜日
曇り時々雨
この2−3にちは気温が高い。

あさ起きて見ると廃液を入れてある20Lのバケツから水が溢れていた。
まただー
床を掃除する。
ブラインの幼生をやる。
残りの水も水槽に入れる。
溢れた水槽に水を入れる。
やく30Lはあった。
しかしサンプ水槽が水流渦巻く水槽になってしまった。

今日は東京から森田さんが夫婦で晩には大阪にこられる。
大阪からはプアマリナさんとでオフカイをする。
ブルーハーバーやファーストフィッシュを案内する。
さすがに大阪のミドリイシには驚いていたようだ。

そのなかでの話だが森田さんはこう考えられているようだ。
ハードコウラルはソフトコウラルに比べて硝酸塩や特にアンモニアを吸収する能力が高いのだと考えているようだ。
こんどハードコウラルで水槽の浄化をしてみようと言っていた。
またベルリン方式でなぜ濾過槽をつけるのかいけないかと言っていた。
そして森田さんにどうして低カルシュウム濃度の水槽から普通のカルシュウム濃度に上がったのかを聞いた。
以前から塩化カルシュウムと水酸化カルシュウムの併用をしていたと聞いていたので其の方法を聞いてみた。
それによると殆ど毎日ケントのリキッドカルシュウムを約10CC程入れるかたわら水酸化カルシュウムも併用して添していたそうだ。
時間にして約2ヶ月、ケントのリキッドカルシュウムは約2本でカルシュウム濃度が上がったそうだ。
今度から早速試してみよう。
そうだ、頼んだ塩化カルシュウムはいつくるのだろうか?
またプアマリナさんとは白点談義に花を咲かしていた。
今度東京に行った時はお世話になって東京のお店をあんなにしてもらおう。




5/7 木曜日
曇り

今日も気温が高い。
水槽のクーラーをつけて部屋のクーラーもつけた。

アイロン&マンガンとストロンチュウム&モリブデンを1杯入れる。

ヨー素は晩に入れる事にする。

水質の検査をする。

10:30

PH 8.2

PO4 0.1以下
ほんのり色がつくくらい。
NH3 0-0.25

NO2 0.1

NO3 5
少し硝酸ナトリウムを入れる。(鼻くそ程入れる。)

カルシュウム 330

水温25度
クーラーが効いているからだ。

比重1.0238

ORP 274

KH 7

鉄 薄いピンク(少し少ない。)

ヨー素 透明 まったく無し。
やはり思ったとうりだ。

マグネシュウム 912.5
もう少し上がればいいが何をいれれば良いかよく解からない。
大抵の添加液に入っているがどんなけ入っているか解からない。


鉄分が少ないのでこの前に平野さんからもらったクエン酸第二鉄を1LのRO水に溶かして見る。
手の指に付いたものをビーカーに入れる。
殆どインスタントコーヒーの粉である。

入れて見るがなかなか溶けない。
1時間ぐらいしてから見て見るとビーカーがほんのりうすいうすい茶色になっていたがまだ溶けないで残っている。ついでに硫酸マンガンも入れる。何グラムと言うほども入れない。
23時に見て見ると全て溶けていた。
溶けると薄い茶色になっていた。
コーヒーの粉は無くなっていた。
少し入れる。

またヨー素を1杯入れる。



5/8 金曜日

晴れ
一大事一大事
櫨がクーラーの吸い込みぐちに詰まってしまいポンプから水があふれ出てしまった。
水量はぽとぽとだったのでそんなに量は無かったがまた水漏れだ。
頭が痛。!!
早速ポンプを解体し清掃をして見るとポンプの中には櫨が折り重なるようにして死んでいた。
あ嗚呼ア、
またやり直しだ。
ハゼを取り出し。ポンプを接続して見るがどうもまだ水が漏れる。
またやり直して見ると今度はオーリンクが壊れていた。
予備のオーリングは無いので早速注文する。
お店には予備のオーリングがアルトの事で一安心するが早速取りにいかなるてはならない。
床は水浸しだし朝から忙しく仕事もナニモ出来ない。
一体どうしたらいいのだー。
そうそうストレーナーも買わなければいけない。

スキマーの清掃をする。
今回は沢山の量がとれる。

晩にクーラーにオーリングをつける。
正常にクーラーは作動している。
このクーラーは誤差が殆ど無い。
容量が大きいので直ぐに水温が下がる。
22度に設定してもほんの3時間ほどだ。
今回またサンプが渦巻き状態になっているのに今度は泡が上がってこない。
やはり前回はサンプの底面に蛋白質が沈殿していたのだろう。
朝漏れて無くなった分の海水をやく10L程補給する。

平野さんからもらったクエン酸第二鉄と硫酸マンガンをといた水溶液を少し入れる。
水温は最後には24度に設定する。


5/9 土曜日
曇り

pHは8.3
ORPは286

海外でカーリーを食べるウミウシを売っているサイトを見つける。
Aiptasia eating nudibranch
http://www.aquatictech.com/livestock.html
です。
ペアーで20ドル。

どこかウミウシを輸入してくれる人は無いものか?

なくなれなくなれカーリーくん。
平野さんからもらったクエン酸第二鉄と硫酸マンガンをといた水溶液を少し入れる。

クーラーを24度に設定している関係上時々クーラーが点灯するが昼間はさほど気にかからないが晩に着くと音がきになる。
まるで500Lの大型冷蔵庫が稼動しているような音だ。



5/10 日曜日
曇り
pH8.3
ORPは290
コーラルバイテとエッセンシャルエレメントを1杯ずつ入れる。
スキマーのポンプの清掃をする。
底面に溜まっていたゴミがポンプに吸い込まれているので今回は物凄い量だ。
と言うよりも清掃する時間的間隔が速い。
サンプが渦巻いている関係上ポンプに吸い込まれる率が多い。
以前に比べてサンプ水槽に沈潜するゴミが圧倒的に少ない。

今日もカーリー退治をする。
いつものように水酸化カルシュウム溶液を噴き抱えさす。

今日RO水の中にこの前にもらったクエン酸第二鉄と硫酸マンガンを調合する。
そして中身が無くなったスーパーアイロンの容器のなかに入れる。
やはりなかなか溶けない。
コーヒーの粉が漂っている。
硫酸マンガンはすんなり溶けるのだがクエン酸第二鉄はなかなか溶けない。
しかも色が正規のケントのアイロンの色とはだいぶ違う。
だいぶ薄い茶色だ。いやレモン色だ。

きょう庭に出てみてこの前に植えたマングローブを見てみた。
この前から雨が降りつづいていたのでうえた発泡スチロールの中の水位がいっぱいになっていたので少し水をほった。
まだそんなに大きくなっていないように思える。
もう少し塩分濃度を濃くした方が良いかもしれない。
部屋の中のマングローブも大きくなったのかどうか解からない。
毎日見ているからかもしれない。

このごろは一般水槽にも同じ様にトレースエレメントを入れている関係上かもしれないがホソエダミドリイシの先端が鮮やかなピンク色になっている。
なっているのはメタハラが積極的にあたっている部分だけだ。
またウミアザミはこのごろ調子が悪い。
なぜそうなるのかが解からない。みままでグーパーグーパーしていたのに。
pHもたかいし、水流もきつく当てている、硝酸塩が少し少ないが添加剤はふんだんに、入れているつもりだ。
ヨー素が足らないせいしか心当たりが無い。
しかしヨー素を入れても直ぐに無くなってしまうのが気がかりだ。
普通の水槽でウミアザミを飼育している人はどうしているのだろう。

そうそう思い出した。
明日は薬局屋さんに塩化カルシュウムの事を電話してみよう。