ベルリン方式20
3/30 月曜日
晴れ
キイロハギは細長い糸状の植物を食べている。
スズカケズタも食べているがそれよりも糸状のものが好きらしい。
そして糸状の植物がなくなるとスズカケズタをしきりに食べている。
またキイロハギもニセモチノウオもコーレタンもフレークフードを良く食べる。
ORPは270以前低い。
昨日から一般水槽のスキマーをはずしていた。
これは一般水槽の硝酸塩濃度を上げる為に外したのである。
それによって硝酸塩濃度が上がれば其の水をベルリン水槽に移し替えようと思う。
また一般水槽も10PPM前後に硝酸塩がなるように調整したいと思う。
それとオトメハゼが死んでしまった影響で底砂をかき回す生き物がいなくなったので少し黒ずんできた。
やはりオトメハゼはベルリン水槽には有益な生き物だ。
すかさずカニハゼをブルハーバーで買ってきた。
おとなしくしている。
あまり底面を動き回らない。
一個所に固まってジットしている。
これでは底面の清掃にはにはならない。
3/31 火曜日
はれ
pHは8.3
一般水槽で大変な事があった。
一般水槽が酸欠になり魚が1匹死んでしまった。
スキマーを外した影響がでてきたのだ。
上部水槽が機能していなかったらしい。
見て見ると上部フィルターには水が満ち溢れていた。
それで酸素を供給出来なかったらしい。
スカンクシュリンプも寝込んでいたが、何とか持ち直した。
持ち直すにはやく1時間かかった。
サンゴで死んだものはなかった。
このことから魚とサンゴでは魚の方が沢山の酸素を消費するものと思う。
カニハゼは依然端っこにとどまってじっとしている。
何も食べようとしない。
やはりこおいうタイプのハゼは先に入れなければならないのか。
コーレタンやイエロータンやニセモチは何でも食べてくれる。
依然チェルモだけが何も食べない。
今日は暑かった。
4/1 水曜日
雨
今日は水質検査をしてみた。
9:30
pH 8.3
PO4 0に近い
NH3 0
NO2 0.2
NO3 0.4
Ca 345すこし上昇してきた。
今週は大目にやった結果だ。
水温22度昨日物凄く暑かったのでヒーターを抜いたしかし今日は物凄く寒く気温が6度。その結果こおいう水温になった。
比重1.024
ORP 281
KH 7.5
鉄 かすかにピンク
ヨー素、スーパアイロン&マンガンとストロンチュウム&モリブデンを1杯ずついれる。
硝酸塩の増加は少し良くなっている。
亜硝酸がなくならないのは不思議だ。
今回は意識的に大目の餌をやっているが燐酸塩は上昇していない。
しかしORPはまだ低い。
水酸化カルシュウムを大目に入れる。
私のいつも行くお店、ブルハーバーのホームページが出来ました。
http://www.geo.co.jp/blueharbor/
だそうです。
一度見てください。
結構良い感じに仕上がっています。
通信販売もしてくれるそうです。
きみえちゃん飼育日記が面白いようです!
またETSのリーフデヴィルが48000円とは驚いた。
4/2 木曜日
曇り時々雨
新しい水酸化カルシュウムと硝酸ナトリウムを買った。
硝酸ナトリウムは海水に混ぜて硝酸塩濃度を高くする為に買った。
硝酸ナトリウムは1000円以下の値段だ。
安いものを買ったのでなんか不安だ。
一級のものを買えばよかったか?
硝酸ナトリウム
それと上野さんのメールを見ながら考えたのだが少ない量を測るのは物凄く難しい。
100gや1キロを測る計測器は有っても1グラム周辺やそれ以下の重さを測る計測器はもっていない。
何とか考えなければ。
100mg単位でこの結晶を水槽に入れるのは難しい。
水酸化カルシュウムを大目に入れる。
アマエビの替わりに冷凍ブラインをやる。
泡の量が凄い。
4/3 金曜日
曇り
カニハゼのうち1匹は多分生き残るだろう。
残りの1匹はいつもいる場所から離れようとしない。
当然餌も食べていないようだ。
もう1匹はあちこち動き回っている。餌も食べているようだ。
此の頃イエロータンがスズカケズタをかじるせいか水槽の中が曇る事が有る。
そしてスズカケズタが段々と減ってきた。
PHは8.4
ORPは276変わりなし。
アクロポラさんがベルリン立ち上げの模様をインターネットで公開している。
これは面白そうだ。
掲示板もあった。
水酸化カルシュウムを大目に入れる。
4/4 土曜日
晴れ
MOPSからアクアグローブと沃素、ストロンチュウーム、マグネシュウムの検査キットが届いた。
![]() ヨー素試薬 |
![]() |
![]() マグネシュウム試薬 |
![]() |
![]() ストロンチュウム試薬 |
![]() |
今までの硝酸塩やカルシュウムの試薬と比べると沢山のものが入っている。
見るからに難しそうだ。
しかし日本語訳が当然記載されていないので直ぐには使うことが出来ない。
森川さんに送らなければ。
説明書は英語と多分フランス語か?
アクアグローブの事だが箱から出して着けてみた。
グローブは右手も左手も両方入っていたので両方の手をはめてみた。
はめるのは簡単だが、はめてしまった後の感想は指先が全く感覚がない。
ゴムが厚い。
これでピンセットが持てるかどうかが疑問だ。
ましたこれをはめて細かい作業が出来るかどうかは疑問だ。
早速はめて作業をして見る。
水は完全に入ってこない。
やはりピンセットを持つ事が物凄く難しい。
持てない事はないが作業はほとんど出来ない。
私の指が小さいのかもしれないが指先が1cm以上も空いている。
多分これはアメリカ人向きの手袋だ。
日本人には大中小の区別分けしなけれがならないと思う。
指の部分に感触が有るようにしなければならない。
また厚さももう少し薄くしなけばならない。
魚をすくう為に網をもつ事ぐらいは出来ると思う。しかし改良の余地は多いにある。
日本サンゴ礁学会から案内書が届く。
早速記載してFAXを送る。
ちなみに日本サンゴ礁学会のアドレスは
kayanne@geogr.s.u-tokyo.ac.jp
です。
東京大学の中にあります。
担当は茅根創先生です。
ORPは今日も280のまま
どうやらこの水槽はこのぐらいが適当なORPかもしれない。
カニハゼがあまり底面を清掃しないので黒ずんできている。
今日はアマエビのかわりに冷凍ブラインをやった。物凄い泡が出る。
ブラインの種類によるがフレークフードやアマエビに比べてこのブラインは沢山の泡が出る。
4/5 日曜日
曇り
pHは8.4
ORPは270
夕方
サンプ水槽を60cmから90cm水槽に変更した。
これで水量が飛躍的に大きくなった。
水槽の6割がたしか海水は入れない。
また90cmに入れ替えるときに海水を移し替えただけで何もしていないのに泡が出てきて止まらないような状態になった。
このことから段々とサンプに使って底面にゴミが付着する様になって来るとそこに蛋白質が溜まるのかもしれない。
つるつるのサンプには蛋白質が定着できない。
以前使っていた60cmサンプには蛋白質が物凄く付着していたのだろう。
新しい海水と一般水槽の古い海水と混合していれる。
これで大部硝酸塩が増えたと思う。
またこれらの事からサンプ水槽をモナコ形式にする人がいる理由が解かるように思う。
スキマーとポンプの清掃をする。
コーラルバイテとエッセンシャルエレメントを1ぱいづつ入れる。
入れるしりから泡が出るので入れても直ぐにスキマーに取られているように思えて仕方がない。
今日はアマエビをやる。
チェルモはもうがりがりだ。
よく死なないものだ。
アマエビも冷凍のブラインもフレークフードも固形のえさも何も食べない。
仕方がないのでブラインシュリンプの卵を孵化さす。24時間以上はかかるだろう。
これも食べるかどうかは疑問だ。