ベルリン方式14



2/16 月曜日

晴れ

昨日森川さんのホームページの更新の部分である、カーリーのところを実験してみようと思い、100cc
程のRO水に匙1杯の水酸化カルシュウムをいれて溶いてみた。
真っ白な牛乳色の原液を早速スポイドでカーリーに吹きかけてみた。
吹きかけて見るとカーリーの触手が縮こまっていく。
しかしこのぐらいの量では駄目なようだ。

触手が出ている部分一面にカルシュウム原液を懸けなくては死なないようだ。
カーリーの先端(皿のようになった丸い部分)や触手の部分に粉がつくように吹きかけて触手に粉が付着し白くなり、萎縮するまで多量に吹きかけなければならないようだ。

または溶かした水溶液の温度が低かったので、効果が薄かったのかもしれない。
今度は水温を上げてやってみようと思う。

時間的にはかけて直ぐに死ぬと言う訳ではない。
きつくかけると直ぐに本体が縮こまるので注意してほんの少しずつ濃い原液をそーと吹きかけなければならない。
それでも何時間か後でなければ本当に死んだのかまた生き返るのかが解からない。
なれてくれば大体このぐらいの程度で死ぬのかまだ死なないのか解かるのだが始めてでは見当がつかない。

7時間程してから又見て見ると出てこないのは多分死んでいるのだと思う。
しかし中にはまた復活しているのもいる。
この復活したカーリーにはもっと沢山のカルシュウム溶液を吹きかけなければならないのだが、これには疑問が残る。
ただ単に飽和カルシュウム溶液の原液をかければ良いと言うものではないようだ。


この辺がこれからの課題だとおもう。

23時にORPは270になっている。


時間の関係上今日は石灰水を入れる事が出来なかった。


ORPの値が低いと注意を受けるが何故低いのかが解からない。



2/17 火曜日
晴れ


またしてもショックな事がありました。
大事にしている、ミドリイシが具合が悪いのです。

根元部分が溶けてきているようです。

まだ全体的に剥がれてはいないがこれは重傷だと思う。

早速このミドリイシを別の水槽に隔離する。

このミドリイシはツツミミドリイシタイプのミドリイシなので太陽光線直に当たるとこがいけなかったのかどうかは解からない。
造礁サンゴにはサンゴ礁の深みの静かな環境に棲み、礁斜面の深みの礫底に見られる。
と記載されている。
深みの底に生息しているので、直に太陽光線に当てたのが良くなかったのかそれとの今回の一連の出来事なのか、全く見当がつかない。
しかしこの珊瑚は昼間にはポリプを開き夜にはポリプを閉じている。
腐っていないところはまだポリプを開いている。


直ぐに水質を計測して見る。
16時

PH 8.2

PO4 0

NH3 0

NO2 0.2 前回に比べ急激に増えている。(ライブロックのせいかもしれない。)

NO3 0

Ca 330急激に下がっている。何故だろう。

TEM 22.5度

比重1.023

ORP 264 そして23時には281に上がっている。(ミドリイシを出したおかげか?)

KH 11


ORPの低下はこのミドリイシのせいだったのか?
直ぐにFFの清掃をする。
汚れ具合は前回と全く同じだ。
オゾン添加の影響はと言えばすこし泡の出る量が多くなったように思う。
それ以外は何も変化なし。

また見られるぐらいの変化があれば反対に駄目なのかもしれないが。

SEE TESTの低濃度の硝酸塩のことを(最初に海水を入れる時に下の線か、上の線かを)聞く。
本社に聞くとの事。

カーリー退治をする。
水温と同じ温度で石灰水を溶いて退治する。


2/18 水曜日

森川さんにこの間から気になっていた微量元素の測定キットをたのむ。

1ヨー素SEACHAM社
2ストロンチュームSEACHAM社
3マグネシウムSEACHAM社
4鉄シールアクアテック社

この4つを頼む。

シコロサンゴはほんの少しずつだが茶色を取り戻してきている。
この分だと時間が経てば茶色を取り戻すように思う。

エッセンシャルエレメントとコーラルバイテをキャップに1杯ずつ入れる。

フタエオオギを食べる貝を発見。



この前からフタエオオギの繁殖がとまり、トコロドコロ剥がれたものが浮遊したり、パワーヘッドに詰まったりしていたが、これを専門に食べているらしい。
取り除く、これからは注意して観察する事にする。
白と黒の小さな模様の貝だ。
カーリー退治をする。
石灰水を吹きかける。

22時ORPは287になっている。

24時には297になっている。




2/19 木曜日

晴れ
今日もカーリー退治にせいをだした。
やはり単に吹きかけるだけでは駄目なようだ。
まず触手に濃いゲル状の原液+粉まじりの液を吹きかけて触手をチジ込ませてそして円形の皿の様な部分に液が充満さすようにしなければなかなか死なない。
また水流が流れているような部分では効果が薄い、なぜならば水流によって原液が流れてしまい、カーリーに付着しない。
要するにカーリーに原液を抱かす様にしなければならない。
また死に方にしても直ぐに死ぬと言うわけではない。
段々と萎縮して、死ぬという感じだ。まだ実際に死ぬ時を見た訳ではないが最初に吹きかけたカーリーは次の日には伸びていないので多分死んだのだと思う。

PHはきょうも8.2このところ安定している。

ORPは昼間は289だ、23:30には306になっている。
300以上になったのは2/7I以来なので12日ぶりだ。
最近では一番高い値だ。ライブロックを入れたせいかもしれない。

なんか少しずつ上昇しているように思う。
この分では最後に溶け出したミドリイシが最後の不健康体だったのかも知れない。
これで最後にして欲しいものだ。
希望的観測に思えるこの頃だ。
好い事もある。
少しずつだが確実にシコロサンゴの透明化は治り段々と茶色が付きだしてきた。
これは見間違いや欲目出はない。
場所を変えたせいか、夜にはカーテンを閉めて暗くしたせいか、添加剤の御陰かはたまた水替えかどうかは解からない。
マー確実に快報に向かっている。


2/20 金曜日
曇り後雨
昼間
PH8.2
ORP302
変化なし

今日もカーリー退治をする。
1800円もだして細長いスポイドを買い、そのスポイドでカーリーに吹きかける。
大部カーリーはいなくなったがまだまだ沢山のカーリーが生息している。
根気よく退治しなければならない。
根気よく退治すればやがて奇麗な水槽になるだろう。

3/1の関西オフカイが本決まりになった。
ブルハーバーに1時に本決まりだ。
何人の集まりになるかは解からないが、楽しみだ。

パーミングハウスが日本初のシール・アクア・テックの正規代理店になったそうです。


2/21 土曜日

雨のち曇り

ORPは少しずつだが上昇してきている。
19時には312、23時には318になっている。
PHは8.3になっている。
殺したはずのカーリーの内何匹かが復活してきている。
やはり完全には死んでいなかったようだ。
しかし大多数は死んでいるようだ。

今日柏木君から聞いたのだが京都にベルリンの専門のお店が出来たらしい。
I以前のフィッシュマガジンに載っているらしい。
一度行かなければならない。
あしたその紙面を見よう。


2/22 日曜日

曇り
朝大変な事が在った。
スキマーから泡が吹き出している。
アーまたスキマーが潰れた、と思ったがこれは違った。

スキマーから廃液ボトルに繋いでいるパイプが外れている。
そのせいで汚い液がサンプ水槽に入り汚いサンプ水槽になったせいでスキマーから大量の泡が出てきていたのだ。
早速繋ぎ直しそして、スキマーの清掃をする。
12時にはORPは305
21時にORPは316
23時には339になっている。
ここの所ずーと昼間の方がORPの値は低い。

今日友人のミドリイシを2個預かる。

ホソエダミドリイシと普通のミドリイシを預かるが、生き残るかどうかが疑問だ。

ミドリイシノ調子は悪い。

関西のお店でもエポキシ系のパテを入荷している。
添加剤が残り少なくなったのでコーラルバイテとエッセンシャルエレメントを買う。

ついでにキャップ1杯ずつ入れる。

フタエオオギは何者かに食い荒らされている。
多分この前にとった貝が居るに違いない。


2/22
追加
友人からミドリイシの他に海いちごも預かる。


良くなれば里帰りする予定だが里帰り出来るだろうか?