ベルリン日記バリ島編その3

10月18日
今日のダイビングはどこになるのであろう。
いつものようにホテルの中でバイキングの食事をとる。
食事を終え自室に戻る。
そうこうしていると亮さんから電話がかかってくる。
今日は午前中急用が入り一緒に潜ることが出来ないということだ。
そこでお店からダルちゃんが迎えにくるということです。

10時ホテルの前で待っているとダルちゃんと運転手の方が迎えにきてくれました。
私たち一行は車に乗り一路ダイビングショップに向うことになりました。
もうこの辺になると車ののると大体どの方向に行くのかがわかるようになってきました。
そこで感じたことですがインドネシアのバリ島は信号が極めて少ないということです。
十字路には信号がついているのですが日本と違い大きな道路は十字路にはなっていないのです。
右折するときは行き過ぎてUターンするようにまわることが多いのです。
これはこの地方だけなのかもしれません。
またいたるところにマングローブの沼地が見受けられました。
都市の中にもです。
聞くところによると島の中の40パーセントは開発禁止になっているそうです。
ようは緑地を守るためだそうです。
それはいい考えだ。
そうこうしているとお店に到着しました。
潜るまでに少し時間の余裕があったのでお店のなかでインストラクターかたがたの写真を撮らしていただきました。
金髪で刺青がすごく印象的なインストラクターのパルちゃん Parno です。
背中にも刺青が!これはすごい。


今回の私たちのダイビングでは最初から最後まで付き添ってくれました。
彼は近々日本の女性と結婚する予定になっているそうです。

しかし日本語はいまいち話せませんでした。

同じくインストラクターのKholikさん

かれも私たちの一緒に行動してくれました。
かれは私が海に中でBCをうまく装着できなかった時に助けてくれました。
うーん恥ずかしい。
もう一人Wayan Murtanaがいましたが写真はうまく写っていませんでした。
省略します。

そしてこれがダルちゃん Wayan Darna です。

お店の中で色々と私たちの世話をしてくれました。
迎えにきてくれたり、
カギ事件、、、、むふ。
あの人はどこに!

そしてお店の張り切りボーイ うつしてうつしてという風に聞こえてきました。
名前は不明。

どこでもいるのですね。
このタイプの子供は!
その他お店には支店長さんや他の従業員が数人いました。
お店の中には完全なる装備品が5セットおいてありました。
器具を持っていかなくてもダイビングは出来る状態です。
器具の状態も最新式の完璧なものでした。
これならば故障ということはないでしょう。
はい、お店の人たちの紹介は終わりにします。

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お店に到着すると今日も台湾からのツアーの方々でおお賑わいしていました。

わいわいがやがや。この日は写真のとおりあまり天気はよくない。
雨が降ったりやんだりの繰り返しだ。
亮さんがいないので今日はどこに潜るのかがわかりませんがなんとなく1本目は昨日潜ったNusa Duaポイントの沖の方に潜ることになりました。
日本とちがいここはあたり一面がNusa Duaポイントということです。
日本的な感覚ではNusa Duaポイント離れ西側とでも言うと思います。
海岸線をみるといつものようにインストラクターの方々が私たちの機材を運んでくれているのがみえました。
そうすると今日は船が違うようだ。
すこし大きな船だ。
大きいといっても心持大きいということだ。
これならば一人ずつならばBCを装着して海の中に入ることが出来そうだ。
全員が船に乗り込み出発を待つ。
用意ができたので出発する。
港からポイントまではやはhり15分ほど。
みているまに現場に到着する。
インストラクターの方が先に海の中に入り様子をみている。
何も問題はなさそうだ。
彼らはやはりタンクを海の中に落として海の中で装着しているようだ。
私や丹田さんや寺田さんは一人ずつ船の中でBCを装着して海の中に飛び込む。
流れは全くない。
全員が海のうえに浮かんでOKサインを出したのを確認して潜行する。
どのような珊瑚があるのであろうか?
珍しいミドリイシはあるのだろうか?

期待に胸を膨らましカメラを手に持ち大急ぎで底面に向って潜っていく。
今回も透明度はあまりよくない。
串本と同じくらいだ。
透明度は10mほどである。
底面にはやはり珊瑚がいたるところに見受けられるがやはり同じさんごである。
一瞥しただけでは同じ珊瑚があるようにしか見えない。
インストラクターのKholikさんの指差す方向へ進んでいく。
流れは殆ど無いようである。

珊瑚のの様子はやはりウミアザミが圧倒的におおい。

ハードコウラルではやはり圧倒的にトゲ珊瑚がおおい。
ときおりアナ珊瑚もどきも見かけられるがたいした違いはないようだ。
珍しいミドリイシとしてはたぶんこれがacropara inndonesiaではないかとおもう。
ウォーレンスさんの図鑑で見たのを基準に考えると多分そうだと思う。
その他目面しいミドリイシは見当たらなかった。
ここで一番大きかったミドリイシはやはりクシハダミドリイシである。
これは日本と全く同じ様だ。
その他やはりここでもテーブル状のミドリイシが大方をしめている。
ここでは今までのテーブル状ミドリイシとしてはハナバチミドリイシが多数見受けられた。
あちこちに見受けられた。

大きなものも多々あるようだ。
他のミドリイシとしてはカドエダミドリイシであろう。
そこそこの量があった。
また一部日本でもおなじみのハイマツミドリイシも見かけることが出来た。

日本によく送られてくるハイマツミドリイシのアップ
その他目に付いたものといえばウスサザナミ珊瑚である。

これはそこそこ大量に底面の一部分を占めているようなところがあった。
今まで日本ではこのような群落はあまり見たことがなったのである。
このウスサザナミ珊瑚の群生が5坪ぐらいはあったとおもわれる。

途中大きな亀がユラユラト泳いでいる所に遭遇する。
水中では馬鹿でかく見えるものだ。
写真は写っていなかった。

他ここではキクメイシの仲間やハナガタ珊瑚の仲間も見受けられた。
少し多様性の濃い地域に思われた。
途中流れがきつい場面に遭遇したが難なくこなし、事なきをえる。
そこで私はムカシ珊瑚の仲間でヒメムカシ珊瑚を珊瑚を発見する。
写真を撮りたかったが流れがきつく撮ることは出来なかった。
いままで普通のムカシ珊瑚とヒメムカシ珊瑚の区別がつかなかったがぜんぜん違うということがわかった。
トゲの長さがぜんぜん違うようだ。
日本の造礁珊瑚類に記載されているようにトゲがあるのだ。
肉眼でも確認できる大きさだ。
その後空気の残量が残るが船にあがる。
モットモグッテイタイヨー。
今回もダイビング時間は1時間弱。
船に上がり一路港に向う。
港に到着し少し休憩をする。
亮さんはまだ到着していないようだ。
いそがしいのであろうか?
屋台の出店で昼食をとる。
出てきたものはバクソーという名前のもので非常に辛かった。
なんと安い3000rpだ。

昼からはどこにもぐるのだろうか?
ダイビングショップで休憩をしながら今度はどこに潜るのかとインストラクターの方に日本語で聞くと、指を指しているようであった。
あああそこなのだ。
海岸から右のほうである。
地形的にはNusa Duaポイントよりも北になるようだ。
少し船で時間がかかるようだ。
そしてお店のなかでの会話であるが寺田さんはマスクの調子が可笑しく海水が入ってくる入ってくるというのである。
なぜ入ってくるのかわからない。
ガラスがうまくあっていないのかもしれないと寺田さんは言う。
寺田さんは休憩する。
何でマスクに海水が入ってくるねん、信じられないなー、
度つきのマスクに変更したときに不釣合いが生じたのか?

休憩時にカメラのフィルムを交換している丹田さん。
数本は巻上げを失敗してしまい写らなかった。

(日本に帰って来た後写した写真を見せてもらう。なかなかうまく、、、)
休憩の後今度は丹田さんと私2人が船に乗ることとなる。

船に乗り込み私と丹田さんとインストラクターの2人Wayan MurtanaさんとKholikさんです。

目的地まで約30分。
ダイビングポイントクラブメッド前に到着。とろとろと船は動いている。
到着するとその前では1隻の船が停泊しておりその中には白人の団体が親子でシュノウケリングの講習をしているようだ。
20人はいるようだ。
チャプチャプチャプ楽しいなーの光景です。
船から下をみると本当に浅くそこが良く見える。
はっきりと見えるのだ。
水深は3mほどしかないようだ。
当然流れも全くないようだ。
こんなところでダイビングができるのであろうか?
ここはシュノウケリングのポイントではないのか??

そこから20mほど沖に進むと急に深くなったようだ。
急に段差になっているようだ。
そこが見えそうで見えない。
水深は10-15mほどあるようだ。
ここでダイビングをするのだろう。

船の上でタンクを装着してドボンと海に落ちる。
全員がOKサインを出し一路潜行を開始する。
透明度は前回に比べて少し良いようだ。
ここもやはりウミアザミが多いがしかしその比率は少ない。
少ないといってもあたりには必ずウミアザミがある。
ここでも適当に写真をとる。
ソフトコーラルとしては今までと同じ物がある。

日本でも見かけるものがある。
しかしあまり日本では購入していないようだ。

進んでいくとチン穴子がいる。ウミアザミのなかに浮かんでいるようだ。

珍しく1匹のようだ。
あまり魚は写したくないがまあいいか。
しかしこの辺はそんなに浮遊物が多いようには思えないのだが。

ハードコウラルとしてはロボフィリアロブスターの大群落を見ることができた。

これも3坪以上合ったと思われる。
小山が3個以上ぐらいあったとおもわれる。
進んでいくとここにもacropara inndonesiaがあった。
ここのacropara inndonesiaは周りが発色しているではないか!
いままで見た中で発色しているものは見たことがない。
今までは必ず褐色であった。
それがうっすらとピンク色だ。
綺麗なので写真を撮る。



acropara inndonesiaと思われるミドリイシのアップの写真。
珍しいミドリイシとしてはアカジマミドリイシ(acropara donei)も見受けられた。
ただ数はあまりない。
その他向日性のヤギも見受けられた。
まあムレヤギだろう。他のタイプの向日性のヤギもある。

普通のヤギはベルリン方式では飼育が難しいが向日性のヤギは飼育が簡単だ。
飼育レベルは10段階で4というところだろう。

その他ここでは目面しくキ珊瑚を見受けられた。
なんと言う名前かはわからない。

これは温帯域に生息しているものとおなじタイプのようだ。

しかしこの赤道付近の暖かいところでもこのタイプの珊瑚はあるものだ。
そうこうして泳いでいるとインストラクターのWayan Murtanaさんがハリセンボンをつかまえてくれた。
そして写真を撮ってほしそうにしているのでお決まりの写真をとる。

うんにっこり。
ミドリイシとしてはここでもうやはり今までと同じ様なミドリイシだ。やはりテーブル状大多数である。
目に付いたものとしてはやはりハナバチミドリイシである。
クシハダミドリイシも多数あるが写す価値はない。
進んでいくと面白いものを発見できた。
それはさめである。
私は初めてサメを見たのである。さすが海外。
ホワイトチップがミドリイシやウミアザミの下で眠っているではないか。。。
コバンザメもさめの下にくっついている。

何をするねん!!
目を疑う行為に出ているではないか?
インストラクターの人がサメをさわろうとしているではないか?
いや触るだけではなく引き出そうとしているのだ。
これは写真に写さねば。

サメを捕まえて何度も何度も岩の下から引きずり出そうとしているのだ。
すこし引き出すとサメはすかさず岩の中に逃げ込むのである。
何回も穴倉から引き出そうとしたがやはり穴からは出てこない。
あちこちから写真を撮るがうまく取れているだろうかという不安が頭の中によぎる。
数回やってくれたがもうOKというサインをだし終わりにする。

いいところを撮らしてくれた。
次に結果的には浅場に向かい進んでいく段々と水深がなくなりあさくなる。
水深は5mほどに成る。

おおおおおおっ。
いままで私が見たことがなかったミドリイシである。
それはニオウミドリイシである。

現物は持っているが海の中ではみたことがなかった。
あたりには4-5個同じ様なものがある。
そのうちで写した中で小さいものを1個だけ公開します。
そこから先はかけあがりに成っているようだ。
そこには急激に色合いが付着しているようなヤスリミドリイシであう。
赤く輝くようなヤスリミドリイシである。傾斜面に面するように咲いている。
その先端部分!

浅場ではやはりこのように成るのであろうか?
その他典型的なトゲマツミドリイシもある。
ここはもう2mほどである。
うえから海水が押し寄せてくるような傾斜面だ。
往復の水流がきつくうまく位置を決めることが出来ない。
そこには不確かだが多分パルメラミドリイシかもしれないとおもわれるミドリイシがある。
写真では不確かだが水中の中の私の目にはそう思えた。
ポリプの形がそう見えたのである。

問題の写真です。
ううううっ。この大事なときに。
もうフイルムがない。37枚写してしまっている。

仕方がない…

そうこうしているうちにインストラクターの全員が海面に上がっている。

ここが一番写真を写したかったところなのに。
私も仕方なく海面に上がる。
丹田さんはまだ何かを移しているようだ。
私は水面では仰向けになり船めがけて泳いでいく。

船に乗り込みこれでダイビングは終了する。
その後お店に戻り着替えをすます。
その後亮さんと再会し一路リゾートホテルに向う。
ハイアットホテルに向う。
ここは大きなリゾートホテルだ。
ここは日本人がおおいようだ。
短期型で旅行にくる日本人は高級ホテルに泊まるのが一般的だ。
ホテルで食事をし、その後バリ島に在住している方々を紹介してもらう。
集まるところは福太郎。
日本人の方が経営して日本人の店長がいるお店なので日本人があつまるようだ。
イルカウォッチングをしている船長。
旅行会社を経営している関西の社長。
お店の支店長。
またまた日本からお見えになった友人の方々。
色々ありがとう。
その後ホテルに向う。

寝たのはなんじだろうか?



翌19日
9時朝食をホテルで取る。
その後亮さんがくるまで雑談、休憩をする。
亮さんが到着後一路ダイビングショップにむかう。
到着後インストラクターの方々に挨拶をする。
そこで今日はダイビングが出来ないのでパラセイリングをおこなう。
これは飛行機にのるので窒素のことである。
今日はパラセイリングに関しては風向きが悪いのでうまく陸地には降りれないというようなことをいわれる。
そこで水深が1mぐらいのところに降りるがいいかといわれる。
すこし濡れるよ!上着を脱いでください。
まあいいか。
そう聞くと丹田さんはやめにする。
話を聞き、器具を装着してパラセイリングに挑戦する。
一応安全のためにライフジャケットを装着する。
ボートが力いっぱい走る。
わーわーわー。
トンデルトンデル。
飛んでるよー。
段々と高度が上がっていく。
海が下に見える。あっ
あのへんから急激に水深がふかくなっているのか?
あのへんから岩場になっているのか。
はっきり見えるのだ。
気持ちがいいものだ。
ボートが走り回っている。
Uターンしている。
すこしすると高度が段々下がってきた。
なんだこりゃー。
このままいくと下に落ちるではないか?
海のど真ん中だ。
陸からは500mは離れているようだ。

あれれ。
こりゃだめだ。
おちるー・
絶対におちるー。
間違いがない。
もう10mだ。
ドボン!!
海の中におちてしまった。
ライフジャケットを着ているので必ず浮くことは浮く。
沈むことはないので安心はしているが。
紐が気にかかる。絡まったら大変だ。
ドウナッテンネン。
ウイーン
ボートが迎えにきてくれる。

すぐに到着する。
ジェットボートに乗り港まで送ってくれる。
お店に到着して一安心。
手洗い仕打ちである。
やはり風がないので陸地には降りれなかったようだ。
しかし海のど真ん中に着水するとは信じられない気持ちだ。
しかしはらはらどきどき言い体験をすることが出来た。
その後色々ビーチで遊ぶ。
ダイビング以外にも遊ぶものは山ほどある。

その一例、楽しいリゾート地である。

ちなみに今回のダイビングポイントの大まかな位置関係です。
ダイビングショップからから見た光景
左側が船着場
右側が遊覧地帯です。

写真の右側である。この奥がクラブメッド前ポイントになります。



以後お土産の買い物に中心地に繰り出す。

以後省略
亮さんが空港まで送ってくれる。
ありがとう。
空港で別れることとなる。
さようなら。



20日

0時
飛行機に乗り込む。

一路日本に向う。
帰りの時間は短く感じられる。
日本に到着。
到着して思う。
楽しかったなー。。
また行きたいなー。
今度はバリ島の北側に行きたいなー。






行って見て思ったこと。
現地のミドリイシも綺麗なものばかりではない。
綺麗に発色しているものもあるが、大方は茶色いものがおおい。
日本のミドリイシもひけをとらない。
ただ日本と違いソフトとハードが混成しているのがきにかかる。
日本ではこのようなことは起こりえない、いや今までにそおいう場面にあたらなかったのかもしれない。
日本に比べて全体的に流れがあるようだ。そのため水槽の中ではもうすこし水流があってもいいようだ。
ここに生息している珊瑚の大方は日本で入荷済みである。
現地には沢山あるが白化の影響は見当たらなかった。
以前石垣島や沖縄本島や慶良間島に行った時とは大違いである。
その他ダイビング料金が安い。
リゾート地なのでウエットスーツは3mmで十分。
しかし水温は26度ぐらいしかない。
以前行った石垣島の方が水温は高かった。

海の中の景色でミドリイシについては国内でよく見かけるタイプのものは削除しています。
ソフトコーラルに関しては大幅にカットしています。
魚についてはカットしています。


次にアキリンが亮さんに聞いたことですが。

アキリンが聞く 
お店の売りはと聞くと
亮さん答える
広い敷地と親切なスタッフ,よりどりみどりのアクティビティー!

アキリンが聞く 
これから日本にはどのようなものを出荷したいとおもっているのでしょうか?
亮さん答える
養殖されたSPS、ひとつの土台に変わったコンビネーションなんていいでしょ!

アキリンが聞く 
日本のアクアリストに対するメッセージのようなものはありませんか?
亮さん答える
水槽オタクにならずもっとアキリンのようにフィールドへ出かけて自