バリ島2

10月16日

お店見学の後ダイビングに向う。
ここは日本に珊瑚を送っている最前線ビーチである。
海岸に到着しだいお店を見てみる。
みてみると日本のダイビングショップとは少し違うようだ。
簡単に言ってみると浜茶屋にダイビングショップがプラスされたようなものだ。
当然でわあるがここは南国のリゾート地なのでパラセイリングの器具やバナナボートやジェットスキーやグラスボートもいたるところに並べられている。
ただ全く施設が使われていない。
到着したのが午後の時間帯であったのでお客さんは全くいなかった。日本の大不況のことがきになり亮さんにお店の状態のことを聞いてみると、今はお客さんがきていないということだ。
お客はバスにのりくるという事だ。
お店のことはおいといて早速ダイビングの話に戻る。
まずりょうさんから私たちのダイビングレベルのことを聞かれる。
私は約60本ほど。丹田さんは50本ほど寺田さんは20本ほどと報告する。
自称私と丹田さんはまあまあ普通ののレベルです。しかし決してうまくはない。
寺田さんは初心者ということを報告する。
そおするとりょうさんは1本目は様子見に流れのないところを潜りましょうということになった。
当然初心者が潜るポイントです。
そのなかでもミドリイシがいるところに潜ってくださいとリクエストをだす。
そして寺田さんと私には亮さんが付き添い、寺田さんにはもうひとりのインストラクターつきそうことになった。
お店の前がビーチになっているのでそこから小さな船に乗り出発する。
機材はインストラクターの皆さんが船に運んでくれる。
おお大名気分だ。
インドネシアにくる前に日本のダイビングショップやバリ島にダイビングにいったダイバーから聞いていたが、バリ島のダイビングに使う船はものすごく小さいということだ。
これが本当に小さい。船の両側に妙なものがついている。カヌーのような体型になっている。
小船に船外機がついている程度のものだ。
これでは1船に5-6人しか乗船できない。
日本の船は20-30人のりが大半である。
どうしても見劣りがする。これでいけるのだろうか??
寺田さんと私と丹田さんと亮さんとインストラクイター2人と船長さんとで船に乗り込む。
船の周りには浅瀬で何も珊瑚はない。
砂場である。水深は1m」未満である。
アマモのような植物がところどころに生い茂っている。

これこれこんな感じの風景です。
(これは違う場所で撮りました。)
船の中でミーティングがはじまる。
マリンアクアリストの17に阿出川さんが記載していた水槽の風景に合致しているようだ。
日本でもこれは売れるのではないか。
いや植物は輸入できないか?

船に中に戻り!
BCは船の中で装着するのではなくBCを膨らまして海の中に放り投げると言うことだ。
なんとーーーーー。
海の中でBCを装着するのか!
亮さんがやり方を説明してくれるということなので後に続いて装着するようにということだ。
これはやっかいだ。
流れはないと思うが透明度はあまりよくないということだ。
水深は10m-15mほどということだ。
まあ珊瑚が生息しているのでそのくらいであろう。
現場に船がポンポンポンとむかう。現場に到着する。
時間にして15分ほどである。船の速度が遅いので日本の船の15分と同じ距離ではない。
出発したところは見えるか見えないかというラインだ。
到着して気が付いたことだがここのダイビングポイントは日本とは、ダイビングポイントにブイがない。
ブイがないということはしたにはアンカーをかける台座もないということだ。
私がよく行く串本のダイビングポイントはアンカーをかけるブイがあるのである。
バリではブイがないのはあたりまえのようである。
ブイがないということは当然水中にたらすロープもないということだ。これでは寺田さんが少し苦労するかもしれないと思う。
そうこうしているうちにインストラクターのかたがたがBCをドボドボと船の外に落としていく。
ようは船が小さいので船のなかではBCを装着すること出来ないということだ。
亮さんが手本をみせてくれる。
これはCカードを取ったときに練習したことではあるのだがなんとなく怖気づいていやきになる。
丹田さんや寺田さんはそんなことはできないといいどうしても船の上でBCを装着するということになる。
私は一度練習してみようということになり挑戦してみる。
結果はいうまでもない。
惨敗である。
そんなことはおいといて先に物語りは進む。
全員が海の中でぽかぽかと浮かぶ。なんとなくウミの底が見えているようだ。
全員がそろうと沈降、、いやいや潜行ということで潜っていく。

潜っていくとそこはやはり珊瑚でいっぱいだということがわかってきた。
あたり一面珊瑚だらけである。
のはずであった。

なんと1箇所だけぽつんと珊瑚があるではないか。。。
岩にへばりつくようにミドリイシが存在している。
周りは砂浜である。かなり浅い。
視界はあまりよくない。天候が曇っているのが災いしているようだ。
これでは串本のいい時と同じレベルでである。
イントラが指をさすのでその方向に進んでいくことにする。
少し進んでいくとサンゴ礁が見えてきた。
日本のサンゴ礁とはどうちがうのであろう。
ファーストインプレッションは同じである。
あ、これは沖縄型サンゴ礁である。

串本型のサンゴ礁ではない。
色々な珊瑚が所狭く生い茂っている。
少し見たとたんにわかった事がある。
それはソフトコーラルの多さである。
ソフトコーラルがやけに多い。
ものすごく多い。
しかもその種類が全く日本とは異なるのである。
なんといたるところにウミアザミが繁茂しているのである。このような光景は日本国内では見たことがない。

表面積にして10パーセントはあるようにおもえる。
進めど進めどいたるところにウミアザミが繁殖している。
ウミアザミでも3種類ぐらいのウミアザミがいたるところに生い茂っているのである。
いままで日本の海の中でこのような光景は見たことがない。
日本の海の中ではウミアザミはさがさなければなかなか見当たらないのである。
この比率の違いはものすごく大きい。
さらに進んでいくともうひとつの違いもわかってきた。
それはミドリイシが少ないということだ。
普通ミドリイシは団体で存在しているのであるがここではぽつぽつとミドリイシが存在している。
進むうちに見えてくるミドリイシを片っ端らから水中カメラで写していくが大きな軍隊はいや郡体は発見することはできなかった。
写真でみる南洋のミドリイシはどれもが綺麗に赤や青に綺麗に発色しているように思えていたのであるがそんなことは無いようである。
レベル的には沖縄のサンゴ礁と同じである。
綺麗に発色しているミドリイシもあるが全く発色していないミドリイシもある。
ただ生息しているミドリイシの種類がすこし違うようにおもえる。
種類として気が付いたことは流れがない割にヤスリミドリイシやトゲマツミドリイシが多いということである。

 トゲマツミドリイシ   ヤスリミドリイシ
日本ではヤスリミドリイシの先端がこのように変色しているものはみたことがありません。
(全身が綺麗に発色しているミドリイシもありました。)
この種類は日本では流れの速いところに生息している種類なのであるがこんなに流れが少なくにごっているところに多く生息しているとは驚きである。
ちなみに水深は10m未満である。
他にはミドリイシとしては親指ミドリイシが見受けられる。
串本でおなじみのクシハダミドリイシも見受けられる。
やはりここでも大きなテーブル状ミドリイシはクシハダミドリイシである。
スゲミドリイシやトゲミドリイシもみうけられる。

やはりこの種は先端がピンクになるのはおなじようである。
トゲホド枝ミドリイシもよく見受けられる。
それとエンタクミドリイシもみうけられる。
このタイプは日本と違い成長点がピンクになるタイプだ。
日本のエンタクミドリイシは成長点はピンク色にはならない。
成長点白くなるたいぷだ。
しかしこのタイプは日本に良く入荷するのでみまちがう事はない。
ミドリイシの観察はいいものだ。
ここまでで寺田さんも丹田さんもダイビングスキルには問題はないようだ。
そんなに流れはない。
ときおり流れるがそんなに気をつかうひつようもない。
次にその他のはーどこうらるのことである。
一番目に付いたことはキクメイシが少ないということだ。串本とでは比べようがないほどすくない。
反対に多いのはトゲ珊瑚族とショウガ珊瑚が多いということだ。

またコモン珊瑚は少ないようだ。
その他特に思ったことはハナヤサイ族が少ないということだ。
日本ではこのタイプのウミではハナヤサイ、とくにイボハダハナヤサイやチリメンハナヤサイやヘラジカハナヤサイが多々見受けられるのであるがなかなか見受けられないのである。
やはり場所が違うと優先種がちがうのか???
そうこうしているうちに空気が無くなったきたので上がることにする。
バリ島に着ての初ダイブなのですこし気が落ち着いていないようだ。うまく写真は取れたであろうか、心配である。
あまり撮るものはなかったようだ。
36枚とりのフイルムがまだあまっている。
これは仕方がない。
全員が海上にあがる。
あたりを見回すと私たちの船が見受けられる。
ぷかぷかと浮いている。
ああいい気持ちだ。
しかし特段気に入ったミドリイシはなかったなー。
くるときに北野さんからバリのウミはこいのぼりの状態になると聞いてきたのでこれならば安心だ。
さすが初心者コースだ。
船が近づいてきたのでそちらのほうにみんながむかって泳ぎだす。
ぷかぷか。。。
ぼー。
全員が船にあがる。
しかしこの船はちいさいなー。
全員が船に上がり雑談となる。
ウイーンと船が港を目指して進んでいく。
あれやあれや言っているまに港に到着する。
私たちはカメラをもってそのまま浜にあるお店に進んでいく。
BCを持って船から出ないのがいい。
お店に到着してすぐにシャワーをあびる。
ここでは温水はないのでつめたいシャワーである。
足ヒレやウエットスーツは脱ぎ捨てたままで言い亮さんが言ってくれたのでそのままにしておく。
お店の方が綺麗に洗って干してくれるということだ
ううううううっうううう。大名ダイビングだ。
お店の中で一休みをする。
ここはポカリスエットコカコーラーもある。ポカリスエットを飲む。
カメラのフイルムを交換しながら雑談をする。
あーでもないこーうでもない。
そういえば魚は少なかったようだな。
このポイントは魚は少ないようだ。
おなかが減ってきたので屋台の何かわからない物をたべる。
値段
3000RP
日本円で40円ほどだとおもう。
香辛料がきいて辛いがおいしい。
フーハーフーハー。
卵と緑の唐辛子とかまぼこの出来そこないとあげさんそしてマロニーようなものがはいっている。
なんかケッタイナ食べ物だ。
現地の人たちはみんな食べている。
前に戻り今回潜ったポイント名はヌサデュアポイント(Nusa Dua)一番手前でした。

明日は流れのあるポイントに潜りましょうということとなる。
どのくらい流れがあるのであろうか?
やはりこいのぼりのなるのであろうか?
その後ホテルにむかうはずである!!!!
いやいや食事だ。
私たち一行は食事に向う。
ナイトダイブのはじまりだだだだだだだだ。。。
ひみつひみつ秘密のあっ子ちゃん!!
あっ子ちゃんにはあわなくてば。。




10月17日
はれ一時雨
8時 ホテルで朝食をとる。
当然バイキングである。
この形式はどのホテルでも同じであろう。
ここのホテルは殆ど全員が白人である。
お客は90パーセントが白人のようである。
日本人は私たち以外には3−4人である。
中国系とおもわれしきひとたちも2−3人である、ある。
その後亮さんが迎えにきてくれる。
水中カメラをもってホテルの中を進んでいくと殆どの人たちがこちらを見ているようだ。
水中カメラが目面しいのかわたしたち日本人が目面しいのかわからないがなにか注目をあびているようにかんじられる。
やはりアイドルのアキリンがきたのでみんなが注目しているのであろう。
ニタニタ。!
えっさほっさそホテルを出て再度昨日のお店に向う。
あでで、、
到着したのは亮さんの自宅です。
奥さんや子供さんに挨拶をする。

亮さんの水槽のことはインドネシアにくる前からわかっていので必ず写真をとらなくて場ならないとはおもっていので早速撮影にうつる。

水槽のまえでお決まりのポーズで写真を写してもらう。

撮影はどうしてもミドリイシやハードコウラルが中心になりがちだが、亮さんはここのうみでとれたハギがお気に入りのようだ。



ミドリイシは定番のミドリイシ。
ホソエダミドリイシとエンタクミドリイシだろう。


亮さんのお気に入りのサザナミトサカハギです。

色が色々変わるようです。

餌はキャベツを毎日水槽の中につるしているようでした。
そのつるされたキャベツをかじっているようでした。
フレークフードは食べないそうです。
やはりハギは植物性の食べ物がいるようです。


水槽の中の珊瑚たち。
他には水槽の中にはスターポリプ、サザナミ珊瑚、ウミキノコ、珊瑚イソギンチャク、ハナ珊瑚、マメスナギンチャク、オオスリバチ珊瑚、タコアシブランチ、パラオハナガタ、イエローポリプ、ヘアリーディスクコウラル、キクメイシその他が配置されていた。
日本のベルリン仲間の水槽と比べると比較的ハードコウラルが少ないように思われる。
また大型の魚が水槽で飼育されているようだ。
水槽の写真を見てもらえればわかりますが、亮さんの水槽は殆どが日本から持ってきた器具で出来ている。
クーラーも日本製だし、スキマーも日本製が1個使われている。
添加剤も日本で使用しているようなものだ。
メタハラも私が使用しているものと同じ400wである。
まあ日本の情報で水槽を製作しているのでどうしてもこうなると思う。
撮影をおえしばらく雑談をする。
その中でこの前日本に送った商品が珍しかったという業者からの感謝のメールがきていたと亮さんが話してくれた。
まことにありがたいことだ、と亮さんはいっていた。
その後自宅をでてダイビングショップにむかう。
このお店は亮さんの会社が経営しているお店です。
なんと珊瑚や動物を輸出している傍らダイビングショップもしているのか!!
ホテルからお店に向うまでのところに亮さんの自宅があったのでホテルからダイビングのお店までは時間としては合計でやく30分ほどだったと思う。
日本からバリのダイビングポイントは車で揺られて3時間ほどかかると聞いていたのでこのポイントは近くていいところだ。
ちなみにもしホテルからダイビングショップまでタクシーでいくといくらかかかるかと聞くと多分30000RPぐらいではないかということだ。
1万円が80万RPなのでやく400円ぐらいということになる。
なんだ、タクシーは安いのだ。
しかしくるときにバリ島のガイドブックで見たようにメーターを倒さないタクシーがいるので気をつけるということを忘れては成らない。
ブルーバードが一番安心なようだと記載されていた。
ブルーバーとは青い色をしたタクシーのことである。
ひとつの会社は車を青く塗っているのだ。
そこの会社のタクシーに乗れということだ。
亮さんにきいてみるとタクシーでもメーターがないタクシーもあるときく。
なんじゃそりゃーー

そうこうしているうちにダイビングショップに到着する。
到着してみると昨日とはちがいお客さんでいっぱいである。
満タンである。
お店の中はききなれない言葉で満たされている。
聞くと台湾からの観光客の団体だそうだ。
お店の前には観光バスが止まっている。
なるほど。
お店の前の浜辺でバナナボートやパラセイリングや水上バイクががんがんに走り回っている。
大賑わいである。

パラセイリングはすう本もある。
バナナボートは2−3本走っているようだ。

その光景を横目に私たち一行はダイビングの準備を行う。
少し時間が合ったのでその様子を眺めてみる。
本当に楽しそうだ。

準備が出来るまで一休みをしているところ。
亮さんは鋭い目つきで何かを見詰めているようだ。
多分男性を見ているのだろう。

準備完了!用意が出来ました。
それではダイビングに向いましょう。
エアーをチェックする。
200Lはある、うんうん。これでいい。

昨日とは船が違うようだ。
すこし船の大きさはおおきくなっている。
今日潜るダイビングポイントをきくと、指をさしてあの先端の向こう側とゆびさす。
指を指したのは港から左側のポイントである。
そこは流れがあるので気を引き締めてということを注意される。
こことは違うポイントだがオオバナを採集するポイントのことをはなしてくれた。
水深が30mほどだがそこの底面は流れがはやく籠をもって入るとその籠をもったまま流されるということらしい。
そして籠を持ったまま流れに沿って流されていき付近にあるオオバナを採集するということだ。
当然逆に進むことは出来ないらしい。
ながれにそって流れていきその流れにあるところ付近の珊瑚を採集するということらしい。
職業として珊瑚を採集しているので残りの空気があっても採集しおえるとそこでもう海面にあがるらしい。
ここも時としてはそのくらい流れがあるので十分気をつけるようにといわれる。
ようはドリフトということだ。
現場にみんなを乗せて船が到着する。
日本と違いそんなに高い波はない。
う、つ。
海面を見てみるが流れは無いようである。
インストラクターに人がますウミに潜ってみる。
当然スモグリである。
結果は表面は流れが無いようである。
これならば海面でもBCを装着できる。
なんとか海面でBCを装着しようとこころみる。どぼんとBCを海面に投げ捨てる。
海面でBCを装着することとする。
やはりうまくいかないようだ。
なんでやねん。
もし流れが出てきたら大変なことになるだろうと心に隅でちらりと思う。
ほんとうにちらりだ。
海に浮きながらインストラクイターにBCの紐をひいてもらう羽目になりました。
本当にはずかしい。
はい完了。
それでは潜行します。
真一文字に海底にむかい潜行していく。
今度は!
みえるみえる。
良く見える。
あたりは本当に珊瑚一面だ。
しかし底面は流れがあるようだ。
そこそこ流れがある。
水面では流れがないのであるが底面ではそこそこ流れている。
あたりを見回すとやはりここでもウミアザミ類が幅を効かせているようだ。
同じようにトゲ珊瑚も沢山ある。
予想していたとうりやはり流れはあるようだ。
ミドリイシの種類はというとやはり昨日潜ったところと大差はないよだ。
ミドリイシの種類は感覚的には同じである。
ただ流れが激しくカメラを静止して写すことができない。
インストラクターの指示に従い進んでいく。
そうそう今回はインストラクター以外に風船をもったインストラクターがもうひとり同行している。
多分流されたときのためであろう。
流されても船のうえでその風船をみてどこにいるか判断するためだと思う。
日本で私が潜る珊瑚ポイントでははなかなかそのような事はないであろう。
一般のダイバーが潜るようなポイントではそのようなことはあるかもしれないがミドリイシを見るためのポイントではないだろう。
流れに任せながら一行は進んでいく。
見たい珊瑚が前面にある場合は進めるが後ろの方にミドリイシがある場合は反転することはなかなかできない。
右から潮流が押し寄せてくると5mは全員がどーっと左に流されるようだ。
そして左から潮流が押し寄せてくると右のほうに全員が5mほどドーットながされる。
往復の水流で右往左往するようだ。
ただなんとか進みたい方向には進めるのでミドリイシを見つけるとその方向に進んではいける。
大きなソフトコーラルの一段が見受けられる。
右に左に稲穂のようにしなっている。
やはりながれがきついのだ。
ここにはスギノキミドリイシのような枝状のミドリイシは1本もない。
やはり普段から潮の流れがきついのでこのタイプのミドリイシは生息できないのであろう。
ここにあるミドリイシはテーブル状のミドリイシが大半である。

上記のようなミドリイシしかありません。
テーブル状でないミドリイシはヤスリミドリイシ、トゲマツミドリイシだけのようにさえ思える。
これはホント。
この流れ出丹田さんはいけるのだろうかおもいみてみるが丹田さんは今のところうまく対応しているようだ。
これならば問題ない。
水深が浅いのがプラスに影響しているのであろう。
ここも水深は10-15mである。
浅いところは5mほどのところもあったように記憶している。
どんどんと進んでいく。
珍しいコモン珊瑚があった。


イボコモン珊瑚かMontipora mactanensisと思われる。
この珊瑚はほしいなー。
他のコモン珊瑚は良く日本に入荷するタイプのコモン珊瑚だ。
その他のあたりの景色は同じようだ。
同じような珊瑚がわんさかあるが地形の起伏が少ないのでのっぺんだらりんとした地形でもある。
さえぎるものがないのでながれもやはいのであろう。
進めですすめで目新しいさんごは見受けることが出来ない。
時には大きな津波のような潮流が押し寄せてくる。
流れが激しくなってきたときに大きなミドリイシにしがみつき流れが過ぎるのをまつ、しかし中にはしがみついたミドリイシが根元から剥がれてしまう。
バキ。ゴロン。
なんじゃこりゃーーー・
えらいこっちゃ!
しかしやっと進み方がわかってきた。
流れが激しいときには日本と違って底面に固着していればいいということだ。
ぼーと中間層に浮いていると流されてしまうのである。
そして流れが同じ時前進すればいいのである。

時間がきたので上がることにする。
みんながいっせいに海面を目指して上がっていく。
到着ーーー。
船に順番で上がっていく。
海面はやはり流れがないようだ。
底面では相当右や左に流れていたのに水面では全くながれがない。
おかしな海域だ。
潜水時間はやく55分。
船に上がり亮さんに聞いてみる。
きくとこの辺は流れ的にはいつもこのくらいだということだ。
流れがきついときに珊瑚を採集するときは一人がミドリイシにハンマーや鏨を入れているときにもう一人のダイバーが後ろからそのダイバーを押し抱えているということらしい。
そうしないと珊瑚の採集は出来ないらしい。
また底面を進むときは鏨で底面を刺しながら進むということだ。
流れの速いときはそうしないと進めないらしい。
やはりこのポイントは上級者向けのようでもある。
船のうえで耳に入った水を抜きながらぼーとしている。
船は港に向けて進んでいく。
約20分。
船は港に到着する。
到着後お店で昼食をする。
焼きそばを食べる。
値段は6000RP。

一休み後色々な事をきく。
その中で海の中に一面にあったとげ珊瑚はトゲ珊瑚だけではないということになった。
あの中には相当の量のフトトゲ珊瑚があるということだ。
日本ではフトトゲ珊瑚を見ることはできないがここではそこらじゅうにあるということだ。
なんときがつかなかった。
いままで見てきた中にフトトゲ珊瑚があるとは。次回からは気をつけてみなければならない。
ちなみに今回潜ったポイント名はスランガンポイントである。

その後2本目のダイビングポイントの選定に移る。
今のポイントは流れが激しくうまく写真を写すことが出来なかったので写真を写せるポイントにしようということを提案する。
うーんそんならば昨日潜ったNusa Duaポイントにしようということになった。

前回と同じように用意はインストラクターの方々がすべてをしてくれたのでまたもや大名ダイビングである。
カメラを片手に船に乗りこみNusa Duaポイントに進んでいく。
今回も海面には波は全くない。
静かなもんだ。
船の上で用意を万端におこない、いざ出発。
現場に到着する。
前回潜ったポイントよりもすこし沖に面しているようだ。
Nusa Duaポイントといってもあたり一面がNusa Duaポイントのようだ。
沈降いや潜行。
インストラクターのみんなは垂直に沈んでいく。
底面に到着してみるとやはりそこに生息している珊瑚は同じような珊瑚である。
流れはほとんどない。
わずかにあるという程度だ。
透明度は10-15mだ。

魚はいない。
珍しい魚はいないということだ。
どんどん進んでいく。
あっ。
目面しいものをはっけんした。
向日性のヤギである。
先ほどお店でも話していたが向日性のヤギもこのウミにはあるということだ。
多分ムレヤギかセキコクヤギのように思えるが私はヤギについては詳しくないので何かわからない。

手でさわるとこのようにポリプを引っ込めました。
丸坊主状態です。
手で触る前はふさふさの毛深い感じがしていました。
余談だがこのダイブで向日性のヤギを数種類発見しました。
しかしカリブ海に生息しているようなヤギはありませんでした。
日本の沖縄地方に生息している向日性ヤギと殆ど同じ種類のヤギのようでした。
亮ちゃんに向日性のヤギを日本に送ってくれるように頼む。
その他陰日性のヤギを亮さんは真剣に目を凝らしてみている。
インストラクターの皆さんも大きなヤギを凝視している場面に遭遇することがあった。
後での話であるがヤギをみて何をしているのかときいてみるとピグミーシーホウスがいないかと真剣に見ていたと聞いたのである。
あーそうか、、、
やはりそうなのか。しかしこの海域にはピグミーシーホウスはいないのかもしれない。
その他あたり一面に生えているフトトゲ珊瑚の間に戯れているミツボシを発見しました。
これは珍しい光景だ。

ミツボシがフトトゲ珊瑚の間に生息しているとは思いもよらなかった。
この海域ではイボハタゴのようなイソギンチャクは見当たらなかった。

次にミドリイシに話はすすむ。
今回のこのダイブでは1固体の変わったミドリイシを発見した。
これです。
このミドリイシは何か私にはわかりません。
サンポウミドリイシかも知れませんがちがうようにもおもえます。
あたり一面このような半円形のミドリイシが底面からにょきにょきとはえるように並んでいます。
それが均等に並んでいるのです。まるで人工的に作られたかのように整然と並んでいるのです。

いったいなんでしょうね。
サンポウミドリイシですかね。??それともそれとも変形したトゲマツミドリイシですかね。
他にはここでは枝状になったコモン珊瑚を多く発見することができました。

日本に送られてくるコモン珊瑚と全く同タイプです。
しかしあまり大きくなっていないようです。ちょうど水槽に入れればいい大きさの物ばかりです。
こおいうタイプのコモン珊瑚は日本の場合は必ず大きな固体があるのですがなぜか大きく成長している個体はありませんでした。
それと外見では判断がつかないとおもわれるようなフトトゲ珊瑚やショウガ珊瑚がありました。
うーんいったいどっちなのかなー。

私の不徳のいたりです。
あたりにはウミアザミがいたるところに繁茂しているのだ。

その他綺麗なミドリイシも多々ありましたがここでもやはりスギノキミドリいしのような枝状のミドリイシは見当たりませんでした。
うーん
その後聞いてみましたがスギノキミドリはバリ島の北部には沢山あるということらしいです。
この海域には少ないということです。
やはり指状、テーブル状がこの海域幅を効かしているようでした。
ソフトコーラルについては全般的にウミアザミやハナズタやウミキノコやフトウネタケのようなものは見うけられました。
いずれにせよ水流がきついので枝状のびるものは少なかったようです。
そのた生物としては案外カニやヤドカリやシャコカイのようなものはみあたりませんでした。
そうそうシャコカイについては亮さんが勤めている会社で会社で養殖をしているそうです。
しかし日本には全く売れないそうです。
今回はこのくらいにしておきます。


空気の残量はまだまだあるようでしたが船に上がります。

全員が船に上がり前回と同じように港を目指して進みます。
船の中で話をする。
やはりこの海域ではオオハナ珊瑚や、タコアシ、タコアシブランチ、バブルコーラルのような珊瑚は見かけることがなかった。

同じように機材は現場に残していきます。
シャワーを浴びてお疲れさん!
一路ホテルに向う。
車の中で、明日はどこに潜るのだろうか?
もう少し浅いところは潜ることができないのでしょうか???
あるいはインドネシア特産のスカルノイやロカニーがあるところに潜ることはできないのでしょうか??
ミドリイシがあるところに潜りたい!!
ふむふむ。
食事に向う。
むしゃむしゃ。
ナイトダイブはたのしいな。

余談ですがバリ島は今バブルの真っ最中のようでした。
日本からの投資が勢い良く入ってきているようです。
日本料理やさんが当然多く
おすし屋さんや焼肉やさんが幅を効かしているようでした。

その他日本からの投資はカラオケが多いようでした。




バリ島3に続く