今回は鈴木さんを尋ねて秋田までブルーハーバーの和田さんと一緒に行ってきました。
秋田にはMC秋田というクラブがあり鈴木さんを中心に活動しています。
私達はMC秋田の会員さんのお宅も訪ねてきました。
今回は秋田まではビジネスパックを利用して行きました。
このパックを使うと往復の飛行料金よりも安くいけます。
1月28日
関西空港から飛行機に乗り一路秋田空港に向う。

15:30関空から秋田に向う。
飛行機の中では和田さんとたわいも無い話をするが何を話したのかわからない。
秋田に到着し外にでると鈴木さんご夫婦が迎えにきてくれていました。
鈴木さんの車に乗り市内に向う。


秋田は一面雪だらけ!
車の中で今日のこれからの予定を確認する。
まずは
ホテルに向かう。
ホテルはワシントンホテルである。
市内の別の場所でで食事を済ませる。
鈴木さんの奥さんの弟さんが勤めているということだ。
珍しい食事をご馳走になり満腹だ。
食事の後ここからが本番だ。
まずは佐藤さんご夫婦の自宅に向う。
到着してまずは佐藤さんの水槽を拝見する。
佐藤さんは水槽を2本持っていますが1本は無脊椎水槽で1本は魚水槽です。

魚水槽1200*400*500
ヤッコが入っていた。

私としては1本の無脊椎水槽をレポートしたいと思います。
この水槽はベルリン水槽です。

大きさは
1200*550*700ガラス水槽
スキマーはベルリンのスタンダード

おなじみのパープルチジミトサカ
A
タコアシ、
タコアシブランチ
B
ハナガサ珊瑚
C
シャコカイです。
D
右 ブルームウミアザミ
左シロスギウミアザミ
E

水槽の中には上記の珊瑚以外にナガレハナ、スターポリプ、ウミキノコ、ディスクコーラル、ハナガタ、ウチウラタコアシ、マメスナギンチャク、トゲイボ珊瑚、ダイノウ珊瑚、コエダナガレハナ珊瑚、エンタクミドリイシ、トサカ、インドケヤリ、他が水槽には配置されている。
私にはcpfさんの珊瑚が沢山入っているように思えた。
内容としては
写真で見てもらっても解かるように底面は綺麗で白い砂で満たされています。
シアノバクテリアは一切無い。
海藻も綺麗に毟り取られていた。
底面には黒ナマコが仕事をしています。
わっせわっせ!

1 2 3

設備面をレポートします。
1はおなじみの水酸化カルシュウムや微量元素を添加する装置です。
だれでもわかるーーー。
2個あるのは混合しないためだろう。
片方は水酸化カルシュウム片方は微量元素だろう。
皆さんも同じ入れ物で変わりばんこには入れないようにしてください。

2は微量元素を添加する時に使用する自作タイマー。

これには驚いた。
3右にはスキマーの廃液をためるペットぼとるがある。
その左側にはスキマーがオーバースキミングした場合にペットボトルに汚水がたまりある程度の重量に達するとスイッチが入り自動的にスキマーがとまるようになっています。
恐れ入った装置です。

メタハラはコーラルグロウ150wが2基と10000kが1基です。
他ブルーの蛍光灯が数基ついていました。
またこの水槽の特長としては夏場の高温対策として庭にある鯉の池に水槽の熱交換器がつながっているので水温の上昇には万全の対策をとっているようだ。
これは凄い。
大きさも5坪以上あるように思えた。
佐藤さんのコイ池があります。
、あれは一応屋内にあります。
これは部屋の一つの床がすべて池になっています。
その水は地下水を汲み上げています。
これだけ大きな自然のクーラーがあると室内の水槽の水温は上がる事が無いだろう。
次に水槽の中に入っている魚のことですが、魚は魚水槽にいるので小さな魚が2匹ほどいるだけだった。
うんうんこれでいい。
やはり珊瑚水槽に沢山の魚を入れる事は餌をやり食べ残しにつながるのでいいことは無い。
全部食べてもうんことなり排出されるので同じであるが。

次に上の写真Bを見てください。
その中央のエンビの透明の筒を見てください。

筒の中に白いものが見えますね。
拡大してみてもらったほうがよく見えます。
そうすると筒の中に白い長いものが見えると思います。
これは消音装置です。
オバーフロウの配管からする音を消しているのです。
凄いアイデアだ。
しかしこれを付着さすには相当な時間と根気がかかっただろうな。
自宅の音とは比べ物にならないくらい静かだ。
また7−9時の間はタイマーでスキマーも止めているらしい。
家族の団欒の時にはおとがしないようにだそうだ。

ここでお茶をだしてもらい、記念撮影をする。


うーんうまく写っていないのか?
その後20:30に鈴木さんの自宅でMC秋田の定例会があるという事なので急いで自宅に向う。
約20分ほどで自宅に到着する。
まだだれも到着していないようだ。
しかしあたりは一面雪。
鈴木さんは今年は雪が多いという事を聞く。
そうこうしていると1台の車が横にとまる。
MC秋田のメンバーの人だろう。
早速自宅に入っていく。
1階は鈴木さんの診療所だ。
まずは鈴木さんのベルリン水槽です。


カラフルで綺麗な水槽だ。
底面にはこけひとつも無い。
やはりさなかの数も殆どいない。

まずは水槽の中に配置されている珊瑚の写真です。

一見はムギノホミドリイシ見えるのだが。 全く不明のミドリイシ エダイボ珊瑚 中央 スギノキミドリイシ
左ヒメマツミドリイシ
タコアシ
A  papillareか
A prostrataか?

各ミドリイシは綺麗に発色しているようです。
またハナガサ珊瑚もフッ素ジェルを入れるようになってから死なないようになったそうです。
この他にはハナガタやクサビライシやハナヤサイやシャコカイやコユビミドリイシ、ハードチュウブ、ショウガ珊瑚、コハナガタ、グラウカ、トゲスギミドリイシ、ディスクコーラル、オヤユビミドリイシ、ウネタケ、オオバナオオスリバチ珊瑚等が見られた。
次は器具や装置です。

ラモッテの微量元素検査装置
これは高価だ。
私も欲しい。!
スキマーはHSAだ。 SKどーサーが配置されている。
1週間で1日分しか補給はしていない。
最高に凄い!
ポンプがつるされている。

これにも驚き。

餌のことを聞くと餌は1日にフレーク1枚ぐらいしかあげていないということだ。
昔は無給仕餌にしていたらしい。

1階の水槽を見終わると今度は3階にある水槽に直行する。
3階に上がり居間に到着しました。
あったあった。
ホームページにきさいしているものだ。

奥さんの水槽
ウエットドライ水槽
バブルディスクものすごい数!
最初は数個だったそうです。

綺麗にサンゴがはいちされています。
当然ミドリイシは配置されていません。
ベルリンではないのに海藻やシアノバクテリアは一切ありません。
ここでは写真はありませんでしたがヤギは綺麗でした。

オウムガイ水槽
2匹います。
なかなか見れない品物です。
いわずとしれた
オウムガイです。
DOはマイナスの値をしめしています。
マイナスを見るのは初めてだ。
脱窒槽(デニトレーター)

鈴木さん談
デニトレーターは一応コントロール範囲は−50〜−200mVですが、−200mV前後が効率良いようです。 -400mVぐらいになると硫酸還元が始まって硫化水素のにおいがしてきます。
還元剤:アルコールの添加量で調整します。
なかなかこおいう事はできないなー。

撮影が終わり水槽を前にして皆さんが座席につく。
わいわいがやがや花が咲く。
大阪から和田さんが持ってきたビデオをみる。
内容はフロリダのダイビングのビデオやワイキキ水族館、アキリンの水槽その他である。
ビデオ観賞の合い間に話が横道にそれたが顕微鏡の話になる。
何でかはおいといて。
1階に移り顕微鏡で海藻を見てみる。
自宅の顕微鏡は3万円の安物なのでなかなか写真がとれない。
鈴木さんの顕微鏡で海藻をのぞいてみる。
やはり綺麗に写っている。
海藻の写真です。
デジカメですがやはり綺麗に写りました。

やはり顕微鏡がいいと綺麗にうつる。
欲しいなーいい顕微鏡!

会話の中で
鈴木さんは新しい水槽を作る計画があるようだ。
布教活動のためにも鈴木さんクラスになればめちゃくちゃ大きな水槽を作ってもらわなければならない。
早く作ってね。

その後ブラックライトでサンゴの光具合をみる。
ほんにほんに光る珊瑚もあるようだ。
ひかりたたも色々な色があるようだ。
ミドリイシでも種類により蛍光するものとしないものがあるようだ。
自宅の珊瑚もブラックライトを(紫外線)をあててみよーっと。

2階の会員が集まる部屋で記念写真を写す。

MC秋田のメンバーです。
左から鈴木さん、佐藤さん、高野さん、菅野さん、大山さん 
その他にもメンバーはいますが今回はこれだけの方が集まってくれました。

ここの部屋にはサンゴに関する書物が山のようにある。
さすがに読書家だ。

26時会合終了!
鈴木さんのホテルまで送ってもらう。
ホテル到着後風呂にはいり、すぐに寝る。

翌朝9時に起きる。
食事を済ませ、鈴木さんをまつ。

その後鈴木さんご夫婦が迎えにきてくれる。
今度は地元の熱帯魚屋さんを見に行く段取りになっている。
ブッブッ。
あでで??
お店が休みだ。
何じゃそりゃ??
これではどうにもできない。
別の場所うつり大きな水槽をみる。
これは魚水槽なのでここでは触れないでおきます。
その後空港に向かう。

じゃー、ん。
空港で鈴木さんご夫婦と別れる。
本当に御世話になりました。

フイルムをもって関空目指して飛行機は飛ぶ。!
今回の旅はこのようになりました。
次回は何処に行こうかなー。